北斗星廃回をすずらんの里で撮影した後は聖高原へ向かいます。 下道で間に合うかと思いましたが諏訪に岡谷、さらには塩尻と松本も抜けなくてはならず夕方の帰宅ラッシュ時間でもあるため諏訪IC→梓川スマートIC間は高速でワープして聖高原へ移動しました。 もっと日が長ければ平瀬信号所でもう1回撮影した後に聖高原に行くのですが通過時刻が日没時刻ほぼ一緒なので聖高原に直行しました。
機関車の停車位置に光源が無くまた駅の照明の光がピンポイントに強くてフレアが出まくりで微妙な画像になってしまいました。 短い編成ならもう少し手前に停車するので少しはマシですがカマ込10両だとホーム先端で停車するのでご覧のような感じです。
方向幕や号車札はすべて抜かれており廃車回送であることを実感します。
聖高原で確認したかったものがこれ! カニのJRマークの位置です。 すずらんの里でカニのJRマークの貼り付け位置の違いに気付いたため逆側の位置がどうなっているか確認したところやはりカニ24 508は低い位置に貼り付けられていました。
静かに発車を待つ北斗星用24系客車。 営業運転なら客室に明かりが点り電源車からはけたたましい発電機の音が聞こえてくるはずですが廃車回送のため車内灯は消灯し電源車も静かで車内からは人の気配は全く感じません。
今回廃車回送された車両は長野方からオハネフ25 215+オロネ25 505+オハネフ25 214+オロハネ24 553+オロハネ24 552+オロネ24 501+オロハネ24 501+カニ24 506+カニ24 508の9両でした。 特にオハネフ25 215、オロネ25 505、オハネフ25 214、オロハネ24 553、カニ24 508の5両は8月23日のラストランに組み込まれていた車両で営業運転終了からわずか10日での廃車回送となりました。北斗星用の客車はまだ20両以上あるので近いうちに廃車回送がありそうですね!
個人的には15年ほど前のお盆の時に当日奇跡的に空席があって乗車変更して乗ったロイヤルの車両がオロハネ24 501でしたが惜しくも今回廃車になってしまい残念です。 このオロハネ24 501は異端車で4両あるJR東日本のロイヤル・ソロの合造車の中で唯一JR北海道車のような個室レイアウトになっている車両でした。 種車も14系座席車のオハ14 186の台枠を利用して車体を新製して改造されたものでJR東日本所属北斗星用24系の中でもの異色の車両でした。
北斗星廃回撮影もこれでおしまい。 聖高原からは下道でゆっくり自宅まで帰宅となりました。