浜田~江津へ
今日は長年乗車してみたかったJR三江線を乗り潰しをします。 この三江線ですが全線通しで走る列車が下り2本と上り1本しかなく乗りに行くこと自体が難易度の高い路線として有名です。 本当は江津に宿を取りたかったですが適当な宿が見つからなかったため浜田に宿泊でした。
眠い目をこすりつつ未明の浜田駅に到着。
早朝のためまだ改札や窓口は営業開始していません。
浜田5:30始発の出雲市行き320Dに乗り江津へ行きます。 車両は首都圏色のキハ47です。 江津までは26分ですが西出雲へ行くというおばちゃんとお話をしながら江津まで行ったため一瞬で着きました。 そして乗り換え時間は4分で隣のホームへ移動しいよいよ三江線に乗車です。
三江線 江津→石見川本
江津(ごうつ)と読みます。 鉄道ファンからしてみれば当たり前に読めますが一般の人からすると難読ですね。
江津6:00発の423D。このキハ120 313に乗って3時間21分の三江線の旅が始まります。
早速車内に入ってみると発車2分前にもかかわらず誰も乗ってません…
18きっぷシーズンだから何人かは同じ考えの人がいるだろうと思いましたがまさかの貸切状態か!? と思いましたが発車間際に地元の高校生と思しき乗客が1名乗車し管理人を含め高校生と運転士の3人を乗せて定刻通り江津を発車しました。 18きっぷの時期でこれしか乗客がいないとなると廃線という二文字を意識せざるを得なくなります。
江津駅3番線を発車した列車は三江線へ足を踏み入れます。
江津を発車すると間もなく柵すらないデッキガーターを渡ります。 最初から超ローカル線ムード満点です。
小さなトンネルを抜けると最初の停車駅江津本町に停車します。 もちろん乗客は無し…
この駅は江の川の畔にありホームの反対側は川になってます。 洪水で水かさが増したらやばそうです…
日の出時刻はとうに過ぎていますが山が迫っているため山影で暗いですが、台風が接近しているにもかかわらず今日の午前中までは天気が持つそうで良い天気です。
各駅には三江線全線開通40周年の記念横断幕が掲げられてますが乗客2名は何とも悲しいです。 石見川本に近づくにつれ沿線の高校生が乗車してきます。それでも数名ですが…
ところでJRの西日本のローカル線と言えば有名な25キロや30キロの制限区間ですがもちろん例に漏れず三江線には至るところにあります。
因原駅のすぐ石見川本よりには画像のような制限標識が… よく見るとただの制限30ではなくキハ141系専用の制限30キロです。 今乗車しているのはキハ120ですのでこれは関係ないです。 141系ってよく考えると年に2回やってくるドクターウェストのための制限標識ですね! 因原を発車すると石見川本に着きますがここで管理人以外の乗客はすべて下車! ついに貸切状態になりました。
次回に続く…