上海航空9382便を降りたあとは一度国内線到着口から出て国際線の出発フロアに行きます。 チェックインは桂林出発時点で済み、また機内預け荷物も成田までスルーで預けているのでピックアップすることなく国際線の出国審査場へ行きます。 出国審査→手荷物検査の順に進んでから搭乗ゲートの確認をしに行きます。
今回の搭乗口は211番搭乗口です。 ボーディングブリッジではなくまたもや沖止めでバスにて搭乗機まで移動することになりそうです。 搭乗開始まで1時間程あるので少しお土産を買ってから211番搭乗口に行くとちょうどボーディングが始まるところでした。
JL5604便は共同運航便です。 JLとMUはアライアンスこそ違うものの提携航空会社です。 211番ゲートからバスに乗り搭乗機に向かいますが待っていたのは行きに乗ったのと全く同じ飛行機A330-200 B-5936でした。 往復とも全く同じ機材になるのは少し残念です… まぁ同じ機材なら設備は新しいタイプだから古い内装の機材が来るよりは全然よいのですが…
というわけで機内に乗り込みます。
エコノミークラスのシートはこんな感じです。 エコノミークラスとしては大きめなモニターもついています。
テーブルはモニターが付いているため折り畳み式になっていますがこちらは折った状態です。
機内食を食べる時は全部広げた状態にします。
飲み物のみを置くときのためのコースターも付いてます。 このあたりは中国~欧州線のような長距離線にも投入される機材だけあってよくできています。
そしてお待ちかねの機内食! ですがなんと… 行きのMU522便と全く同じものが提供されました… メインは魚ご飯か麻婆豆腐ご飯からのチョイス… 2種類あるので行きと帰りで別々のものをオーダーすればいいのですが、メイン以外は全く同じ…
かっぱ巻きに佃煮にかまぼこ、デザートも謎のゼリーにフルーツは甘くないすいか! ということは行きの機内食もすべて中国のケータリング会社が調製して搭載している可能性大です。 中国製にしてはかっぱ巻きは美味しいと思いますが… 味はまずまずなのが救いですが、やはり行きと帰りでは違うものが食べたいですよね… このあたりはぜひ改善して欲しいところでもあります。
搭乗機は上海をほぼ定刻通り離陸、強い追い風の影響で飛行時間はわずか2時間10分でした。 航路上の天候は紀伊半島までは快晴で五島列島や有明海に四国がはっきりと見ることができました。
そして伊豆半島付近を飛行中に窓の外に目を向けると雲海の中から富士山が顔を出していました。中国東方航空A330-200のウィングレットとツーショットを撮影。 この後飛行機は着陸態勢に入り成田空港RWY34Rに15:25に着陸。 およそ30分の早着となりました。 今回中国東方航空と上海航空に搭乗しましたが安定飛行に入ってもシートベルト着用サインは点灯したままでした。 気流の悪い箇所になると客室乗務員よりその都度注意喚起のアナウンスが入るのが特徴です。 シートベルト着用サインが消灯しないので慣れないとどのタイミングでトイレにいったらよいのかわかり難いです。
成田にある「おかえりなさい」の文字。 やはり日本に着くと安心しますね~
今回、初めて中国東方航空を利用しましたが、大きな遅延もすることなく快適に利用することができました。 また機会があれば乗ってもいいかなぁというのが個人的な感想です。