朝の更新は北海道旅行記が続いていますが、今日は現在の札沼線の主力形式であるJR北海道733系電車の甲種輸送シーンをアップしたいと思います。 この時は寝台特急「日本海」の廃止が近づいているときでしたがこの日の日中の奥羽本線はネタ列車三昧ということで沿線にはカメラを持ったファンが多数いましたが、大雪でダイヤが大幅に乱れており列車は正常に動いていない状態でした。
昼間行動を共にした友人を大館で別れた後は駅に残りこの甲種回送を待ちました。 大館の所定時刻は1920-27ですが時間になっても9667レは姿を見せません… その場にいた数名のファンの方たちと鉄道談議をしながら待つこと約2時間ようやく9667レが到着しました。どうやら遅れてはいるものの最終の青森行き普通列車を先に出しその後続行で走らせる計画とのこと。 牽引機は九州からやってきた400番台404号機でEF81 400番台では唯一の富山更新色を纏った当時は人気の機関車です。 列車到着直前には大館運輸区の方が数名出てきてこの列車を見送っていました。 本来運輸区の詰所の前は立入禁止と書いてありますが、この時は現場の方の好意で撮っても良いとのことなので有難く撮影させていただきました。 ただし過去にはNGと言われたこともありますのでその時は撮影はあきらめましょう…
前述した通り青森行きの普通列車を先行させるためすぐには発車しないので最後尾に行き後追いバルブをしましたが…大雪で青い保護シートまで真っ白くなっておりとてもかっこいいです。
撮影後は大館運輸区の方にお礼を言ってから撮影終了。 入場券も2時間越えてしまっているので追加で140円精算になりましたが寒い中待ったかいがありました。
撮影が終わり車へ戻り暖房前回で帰路につきますが駅の駐車場を出て数100m程走ると後ろからものすごい勢いでタクシーに煽られます! しかもクラクションまで鳴らしているではないですか… これは何事だと思い怒り半分で車から降りていくと…
なんと三脚を車に積むのを忘れていたらしくタクシーの運転手さんがそれを見ていてわざわざ後を追いかけて持ってきてくれたのでした… いやぁ何と親切な運転手さんなんでしょうか… 忘れる自分も自分ですが、この大雪のなかわざわざ後を追ってまで三脚を届けてくれたタクシーの運転手さんには感謝しても感謝しきれません。
極度の寒さの中で甲種回送を待っていたおかげで早く車で暖を取りたい一心でハスキーをしまうの完全に失念したようです。 皆さまも三脚はしっかり車に積みましょうね!!