昨日は久々の乗り鉄をしに真岡鐡道へ行ってきました! 管理人の住む栃木県内の鉄路で唯一乗ったことない区間が真岡鐡道の益子~茂木間です。 今回は栃木県内の鉄路完乗と真岡鐡道の撮影地探しを兼ねて「SLもおか号」で下館~茂木の全線を1往復することにしました。 真岡鐡道の始発は下館駅ですが今回は下館駅までの交通手段は車です。 下館駅の駐車場は土日1日最大500円(平日は300円)なのでそこに駐車しパークアンドライドです。
入線・入換作業
やってきました下館駅! 22日の真岡鐡道キヤ検以来5日ぶりです!
今回はSLの入線から撮影したかったので9:30頃に駅に到着です。 まずはみどりの窓口に行き下館~茂木間の乗車券とSL整理券を購入します。 券売機で乗車券を真岡鐡道ホームでSL整理券を買うこともできますがここは敢えてみどりの窓口を利用しました。 みどりの窓口利用によりクレジットカード決済ができることがミソです。 乗車券は下館~茂木間往復とSL整理券は往路分のみを購入しホームへ上がります。
ホームの真岡方先端に行くとちょうど113レが発車していきました。 この後「SLもおか号」の回送列車が入線してきます。
本日はSL重連運転ということで回6100レがC11 325とC12 66のPP牽引で入線してきました。 C11は検査上がりで今週末より営業運転再開しましたがその代わりに現在DE10 1535が検査入場中ということでDE10の代役にC11が抜擢され重連運転というのが真相なようです。 ちなみに昨日はPP運転でした。
1番線にPP牽引で到着した「SLもおか号」編成は到着後すぐに最後尾のC11を切り離しC12以下客車3両を側線に転線させます。
1番線に取り残されたC11。
側線に転線中のC12 66+50系客車
C12 66+50系客車の転線が終わるとC11が入換開始です。
C11が転線しC12の前に連結です!
これで重連「SLもおか号」編成が完成しました。
115列車を通してから「SLもおか号」がホームに据え付けになります。 せっかく乗車するなら早目に駅に入りこの一連の入換作業は見ておきたいものです。 特に重連運転の時は必見かも…
往路 下館~茂木
普段は乗るよりも撮る方が多い管理人ですが、今日は乗車します。 「SLもおか号」ですが思ったより始発の下館から乗車があり4人掛けボックスシートが相席になるくらいの感じです。 車内に入ると案内放送が流れますがなんと…「本日は都合により車内販売お休みします…」 まさかの車販がお休み… 車販を当てにしていたのでこれで終点、茂木まで断食状態確定になってしまいました…orz ある程度の人数が乗車しているのですから車販をやらないことで利益をロスしているような気がしますが、何か止むを得ない事情があったのでしょう…
「SLもおか号」は定刻通り下館駅を発車しました。 今日は重連ということで汽笛も2回鳴らしてゆっくりと車両は動き出しました。 列車は下館二高前を通過し折本駅へ到着。 今日は重連運転で好天ということで沿線には早くもかなりの撮影者が見られます。
乗車券とSL整理券ですがSL整理券はマルス発券だと文字だけの味気ないものになってしまいます。 乗車券は長い120mm券にて発券されました。
ファンの間では八木岡と呼ばれている寺内~真岡間の有名撮影地付近ではかなりの数のファンの方が撮影していまいた。 この日上り下り通じて一番、撮影者が集中していた場所でした! 普段は撮り鉄メインの管理人も今日は撮られ鉄に!(笑) 八木岡の有名撮影地を過ぎると間もなく真岡鐡道の車両基地もある真岡駅に到着です。
真岡駅には営業車両の他に保存車両も留置されています。 この画像のDE10は1014号機は関西フレートサービスにいた車両でDE10 1535の部品取りのため購入した車両のようです。 ちなみにこの機関車元はJR四国のアイランドエクスプレス四国色で活躍していた車両として有名! この際なのでDE10と50系客車を塗装だけでもアイランドエクスプレス四国色に塗り替えてみたら面白そうです。 真岡ではまとまった数の降車があり車内は幾分空くだろうと思いましたが、真岡から乗車する人も多々いて乗車率は余り変わらずでした。
真岡駅は10分停車して定刻通り茂木に向けて出発します! 次の停車駅は西田井です。
西田井駅に到着しましたが何やら駅の南側にテントが張られていて賑やかです。 どうやら第18回西田井駅前公園まつりという地元のイベントを開催しておりSLの乗客プレゼントを配っていました。
地元の方が列車が5分間停車している間に車内に乗り込み西田井産のいちご・トマト・米を無料配布しました。 乗客も大喜び! すごい得した気分です。 列車が発車する際に車内から外の会場にいる方たちに向け「ありがとう」「御馳走様~」の言葉が飛び交い盛り上がっていました。 ちなみにこのお祭りは5月の第4日曜限定だそうで、いつも配布しているわけではないようです。 良いタイミングで乗車できてよかった!
「SLもおか号」は次の益子で纏まった数の降車があり車内は空いてきました。 真岡鐡道沿線の観光地ではやはり益子焼で有名な益子が一番メジャーですので降車が多いのも納得です。 さらに常総線・真岡鐡道線共通一日自由きっぷの有効区間が益子までとなっていることも益子で降車が多くなる理由のようです。 ところで真岡鐡道線1日乗り放題のフリー切符は今のところないようなので是非、販売をお願いしたいところですね。
益子を出発すると山も近くないよりローカルムードが濃くなるなか多々羅・市塙と停車して行き終点の茂木へと向かいます。 沿線では天矢場や道の駅もてぎ付近を中心に撮影しているファンが多数いるなかを通過して終点茂木には定刻で到着しました。 これにて真岡鐡道の乗り潰しは完了です!
客車が非冷房車のため下館から茂木までずっと窓を開けていたので煤だらけに… 重連運転なので煤もいつもの倍くらい浴びたようです…
車内に誰もいなくなったところでスマホで車内を1枚撮影してから降車しました。 塗装こそレトロ風に茶色塗装になっていますが内部は特に大きく改装されることなく普通の50系客車。 観光列車にもかかわらずつり革があるところも特徴です。
復路は次回アップします!