えちぜん鉄道福井駅高架化工事に伴う北陸新幹線の高架橋を間借りした仮線での運転終了が6月23日で終了という話を聞いたので、北陸地方の郵便局巡り+「えちぜん鉄道」を乗り潰しをしつつ間借りした線路を見ることを目的に福井へ行って参りました! 今回はその様子をアップしようと思います。
あわら温泉宿泊フリーきっぷ
まずは自家用車で福井へ! 午前中は大野市内を中心に局巡りをしつつ午後からはえちぜん鉄道乗り潰しという感じで動きました。 今回のえちぜん鉄道の乗り潰しに当たっては「あわら温泉宿泊フリーきっぷ」というフリー乗車券を利用しました。 これはあわら温泉の特定の宿泊施設に泊まる人を対象に販売される1枚2,000円のフリー乗車券で、宿にチェックインの際に提示すると1,000円キャッシュバックされるという大変お得なきっぷです。 えちぜん鉄道の1日乗車券は平日は販売しないため平日のフリーきっぷを使った乗り潰しはこの「あわら温泉宿泊フリーきっぷ」を利用するしかないのが現状です。 今回はヤフートラベルで見つけたあわらグランドホテルで素泊まり4,280円(入湯税別途500円要)のプランとフリーきっぷを組み合わせて利用しました。 (あわらグランドホテルに関しては後日詳細記事をアップ予定)
ホテルにチェックインする前にあわら湯のまち駅できっぷを購入しましたがきっぷを購入する際に宿泊する宿名を口頭で確認があります。 あわらグランドホテルと答えるときっぷが出てきました。
きっぷは半券方式になっておりチェックインの際に割り印を押され1,000円キャッシュバックになります。 またこの宿の割り印があれば翌日もフリーきっぷとして利用できます。 (すべての宿が対象ではないようなので詳細についてはえちぜん鉄道のホームページを確認してください)
きっぷを購入し宿にチェックインした後はあわら湯のまち駅へ向かいます。
三国芦原線 あわら湯のまち→福井
まずは宿の最寄り駅である「あわら湯のまち駅」から福井行きの列車に乗ります。
反った屋根が微妙に気になる… 不具合で反り返ったのかそれともわざとこのような造りにしてあるのか謎…
駅には湯巡り手形が使用できる施設の案内がありますがいかにも湯治場らしいです。 最近、火災に遭ってしまった「べにや」は当然のことながら×がついています。 「べにや」さんはあわら温泉では有名な老舗高級旅館ですので一刻も早い復旧を願っております。
やってきたのは元JR東海119系のMC7000形2両でした。 福井行きの車内はあわら湯のまち駅発車時点で2両で10名程でガラガラでした。
大関駅ではお相撲さんのイラストが描いた看板が目を引きます。
えちぜん鉄道三国芦原線では「下兵庫こうふく」「あわら湯のまち」等、お洒落な駅名の駅が数駅あります。
列車は途中駅で少しずつ乗客を拾いながら九頭竜川を渡るまでは田園地帯の中に住宅が点在する景色の中を進んでいきます。
九頭竜川を渡ると福井の市街地となりたんぼより住宅が多くなりました。そして列車は福鉄福武線が分岐する田原町を過ぎて福井口へ向かいます。
右の高架橋はJR北陸本線・左は24日から供用開始となるえちぜん鉄道の高架橋です。 左から合流する線路は勝山永平寺線になります。
福井口駅で勝山行き1555Kと交換です。ここから終点の福井までは今回の乗り潰しの一番の目玉、北陸新幹線の高架橋上に敷設された仮線路を走ります。
福井口を発車するとデッキガーダーのような上り勾配の線路を走り北陸新幹線高架橋へ進入します。 新線の信号機にも明かりが点っていました。
新幹線の高架に上がるとすぐに分岐器があり複線になります。
新福井駅を発車するとすぐに終点福井に到着。 僅か800mだけではありますが開業前の北陸新幹線の高架橋を一足早く乗車することができました! この仮線路を走行するのも残り1週間を切っているせいか車内にはファンの姿も目に付きました。
福井駅のホームの先端は壁もなくちょっと怖いです。 これも仮線路ならではの風景です。
今回乗車したえちぜん鉄道MC7000形。 運転台の高さを下げる工事やヘッドライトの位置の変更等で種車の119系と比べると顔付きがかなり変わっています。
今乗ってきたMC7000形が三国港行きとなり発車していきました!
この後は新幹線高架橋区間で撮影するか永平寺勝山線を乗り潰しするか迷いましたがフリーきっぷがあるので勝山まで行くことに決定。
次回は永平寺勝山線の乗り潰しを中心にアップします。