キャセイラウンジを後にし搭乗口である72番ゲートに向かいますがこの日のCX451便は使用機材到着遅れのため出発時刻が15:50に搭乗開始時刻が15:35に変更になりました。 そのおかげでラウンジでの滞在時間が伸びたのはうれしい誤算です。 この日の予定は台北到着後は台中市内のホテルに移動するだけなので少し位い遅れても問題はありません。
今回の搭乗機であるB777-300(B-HNH)が駐機しています。キャセイも新塗装機化が進行して旧塗装機も少なくなってきました。
台北経由便なので搭乗率はそれほどでもないと思いきや、かなりの人がボーディング開始を待っています。
15時35分になり搭乗開始です。 今回はビジネスクラスなので優先搭乗できます。 搭乗橋の分かれ道もビジネスクラスの方向に進みます。
機内入口付近には新聞が置いてありました。
キャセイのB777-300の近距離線用ビジネスクラスのシートですがはっきりいって他社のシートより狭い… キャセイは頻繁に機材変更があるのでうまくいけばヘリンボーン式の新型ビジネスクラスシートに当たる可能性もあるのですがせま世の中そんなにうまくはいきません… ビジネスクラスとしては狭いですが乗るのも台北までの短距離なので特に問題はないといった感じです。 ビジネスクラスは42席中41席が埋まっているような感じでほぼ満席です。 思いのほか搭乗率がよいことに驚きました。
ウェルカムドリンクはシャンパンをいただきました。 今回は母親が一緒なのでグラスが2つ…
ビジネスクラスのヘッドホンとしてはまずまずの音質…
シートコントローラーはアームレストの横にあります。 リクライニングは電動式でした。
搭乗機のドアクローズは16:05で約25分遅れて出発です第2ターミナル72番ゲートからRWY16Rからの離陸は成田空港最長タキシングコースです。 プッシュバック終了後タキシング開始からRWY16Rエンドまで約20分以上ほぼ止まることなくタキシング… 16時30分にRWY16Rから離陸しました。
離陸後房総沖にでて旋回すると九十九里浜が見えました。
冬場は綺麗に見えることが多い富士山もこの日は雲の合間から山頂が顔を出す程度でした。
画面が荒く一昔前のものです。 サイズも最新機材のエコノミークラス程の大きさです。
メニューが各々に配布されますが、英語と中国語のみで日本語はありませんでした。
富士山が見えたあたりから機内食の準備が始まります。 まずはテーブルにテーブルクロスがかけられます。
最初はコーラにおつまみ
まずは前菜から!
海老も帆立も美味しかった!
野菜サラダにはバルサミコ酢のドレッシングがつきます。 バルサミコ酢は好みが分かれるところ… もっと普通のドレッシングでもいいような気がします… 何よりもかなり冷えていて冷たすぎる印象…
そばは機内食という点を考慮すると十分に満足できる味です。つゆも日本製なので日本人としては安心して食べられます。
パンも数種の中から選べますがガーリックトーストをチョイス! これはガーリックの風味が効いていて美味しかった!
メインディッシュはビーフをチョイスしましたがビーフシチューのような牛肉の煮込みとジャスミンライスでした。 肉は柔らかくて美味しかったですがジャスミンライスは若干硬くなっているところがありイマイチ。
時期によってはマンゴーが提供されることもあるそうですが、残念ながらありませんでした。
こちらは母親がチョイスしたチーズ盛り合わせ。 カマンベールやらブルーチーズと一緒にクラッカーが添えられていました。 これはワインと一緒に食べたくなる一品です。
食事の締めはハーゲンダッツです。 味はバニラ・チョコレート・クッキー&クリームから選べましたのでここは大好きなチョコレートを選びます。 サイズは日本のミニカップより大きい海外仕様。 飛行機の中で食べるハーゲンダッツはカチカチに凍ったものが多いですがこれは適度な硬さで食べやすかったです。 短距離線ですがワンプレートでの提供ではないためフライト時間の半分以上が機内食タイムでした。 富士山上空付近から始まった機内食タイムが終わったころにはもうすでに沖縄付近まで来ており目的地の台北はすぐそこといった感じです。 機内食を食べ一休みすると飛行機は台湾桃園国際空港に向けて降下を開始しました。
18:21に台湾桃園国際空港RWY23Rに着陸。 到着ゲートはB7でした。 初搭乗のキャセイパシフィック航空でしたが、感想としては外資系の航空会社としてはきめ細やかなサービスで満足でした。 特に機内食は評判通り全体的に美味しくレベルは高いと感じました。 航空券の料金を考えると台北に行く際は積極的に利用する価値のある航空会社だと思います。
降機した後、入国審査場に行くと長蛇の列ができており… 通過に30分以上かかりました…
※現在2往復あるキャセイの成田~台北~香港便ですが2018年の冬ダイヤより1往復が香港~成田間ノンストップ化となり台北経由便は1往復になってしまいます。