三次で温泉に入った後は、SNSサイトで山陰迂回貨物の状況を見ながらひとまず松江道の無料区間を使い、山陰本線沿線を目指します。 迂回貨物は激遅れしているのでスジが読めませんが山陰本線は単線区間が多いので交換待ちの停車がどこかであるはずです。 なので光源があって撮影できそうな駅を考えますが松江に宍道にするか迷った結果、松江は側線に入ったら撮影できませんので宍道にすることにしました。
宍道駅バルブ撮影
やくも25号に道を譲るため2番線に到着した出雲市行き149Dですがキハ126×2両で石見神楽ラッピング車でした。 派手なラッピングしてあり意外とカッコいい! この時点で迂回貨物遅延9081レは米子は発車しているようでした。 その後SNSで情報集めしていると貨物は松江を22:04分に発車したとの情報をキャッチ。 対向列車とどこで交換するかを検証しますが宍道までの対向列車は3458D快速アクアライナーがあるのみです。 玉造温泉~来待間の複線区間で交換させ出雲市までは松江発22:12の151Dの前走りで先行させてしまうのだろうと半ば諦めモードの中、貨物が来るのを待ちます。 普通列車の8分前を走っているはずの貨物ですが普通列車到着5分前になっても姿を見せません。 宍道駅の下り出発信号機は1番線・2番線ともに赤を現示したままです。 これは宍道で151D退避かも… と期待が膨らみます。 そして普通列車が来る3分前についにDD51 857の牽引する9081レがやってきました。
9081レは宍道で151Dに進路を譲るべく2番線に停車です。 しかも本来の停目より手前の光源のある場所に停車しかつ対向列車が無いにもかかわらずヘッドライトは減光してくれたおかげで撮影することができました。
この後9081レは151Dを退避した後すぐに出雲市方面に向けて発車して行きました。 話題の山陰迂回貨物にもかかわず宍道駅には管理人意外誰もおらず約5分少々の停車時間でしたがゆったりと撮影することができました。 DD51牽引の迂回貨物をバルブしてみたかったのですが、このような形で撮影できたのはラッキーでした。
伯耆大山~東山公園
翌日は天気がよろしくないということでひとまず伯耆大山~東山公園間の日野川鉄橋でEF64牽引の貨物を撮影することにしました。
伯耆富士とも言われる大山は雲の中…
伯耆大山に米子駅の貨物機能を移転して以来、米子~伯耆大山間においては貨物列車は走らなくなってしまったので今回の山陰迂回貨物は貴重な記録になりそうです。 大山ぼんやりとしか見えないため普通に編成撮りしようかとも思いましたが手前の柵が高くび微妙なので敢えて大山を入れてみました。 しかもパンタと架線柱の串差しを避ける切り位置の許容範囲が狭く撮影しにくい…
天気が良ければ日曜日まで山陰迂回貨物を撮影しようかと思いましたが天気の回復が見込めないためこれで切り上げてゆっくりと下道で帰ることにしました。