乗車券類について
表題は週末パス紀行となっていますが今回の行程中、会津田島~東武日光間は週末パスのフリー区間外となりますので別途乗車券とSL座席指定券を購入しました。 購入したのは東武トップツアーズでの事前購入で会津田島から東武日光までの乗車券とSL指定席券を一括でクレジットカード決済で購入しました。 会津鉄道の乗車券もカード決済できたのは嬉しい誤算でした。
SL大樹6号編成
↑下今市
C11 207
ヨ8709
スハフ14 1
オハ14 1
スハフ14 5
DE10 1099
↓鬼怒川温泉
鬼怒川温泉駅
会津田島から野岩鉄道経由で鬼怒川温泉駅へ着くとホームにはすで客車が停車中でDE10 1099の機回し作業中でした。
夜の鬼怒川温泉駅に佇む14系客車。 東武じゃないみたい…
DE10 1099が14系に近づき連結されます。
14系客車の最後尾にDE10 1099が連結されました。 帰宅して画像を見直してから気づいたのですがDE10 1099の煙道はオリジナルのグレーではなくなぜかDD51 888のような銀色に塗装されています。 なんちゃってお召し機仕様でしょうか…
C11 207+ヨ8000が連結されSL大樹編成が完成です。ちなみにこのヨ8000はなぜ連結されるかというと本来の車掌車としての役目はではなく保安装置を搭載するある車両として連結されています。 C11には保安装置を搭載するスペースがないためこのようなヨの使い方をしています。
ヨ8709の窓には秋らしい装飾がなされていました。
蟹の目のような独特の2灯のヘッドライトが特徴のC11 207。 ヘッドマークも誇らしげに発車の時を待ちます。
夜汽車のムード満点です。
C11 207の火室の様子です。 ちなみに運転室に入って撮ったわけではなく乗務員の方にスマホを渡して撮影してもらいました。 東武の乗務員さんたちはファンサービスもしっかりとしてくれます。
SL列車は出発前の準備等を見るのも楽しみの一つです!
SL大樹に使用されている車両ですが14系客車もスハフ14・オハ14・オハフ15の各トップナンバーがいたりと貴重な車両が多いのも特徴です。 今回乗車したのは2号車でしたがオハ14 1でした。車内は国鉄時代の状態を極力再現したそうで昔ながらの14系客車そのものです。
席に座ってパンフレット類を見ているうちに列車は発車時刻17:38分となり鬼怒川温泉駅を後にします。 鬼怒川温泉から下今市まで約33分のSLの旅の始まりです。 鬼怒川温泉を発車すると次の東武ワールドスクウェア駅が途中唯一の停車駅でその後は終点の下今市まで停車はなしです。 東武ワールドスクウェア駅を発車すると各号車毎に乗務しているアテンダントの方が検札を兼ねて乗車証明書を配りにやってきます。 その後はカメラマンの方が記念写真を撮りにきたり車内販売が来たりと僅か30分強ではありますが、結構な濃密な時間を過ごすことができます。
先ほどのお座トロ展望列車では売り切れで食べられなかったアイスクリームですがSL大樹の車内販売では販売していたので購入してみました。 その名も黒いアイス! SLをイメージした黒い色をしたアイスですが味はカップに書いてある通りバニラ味でした。 終点に近づくと先ほど撮影した乗車記念写真を売りにくるのですが台紙付き1枚1,100円もするので今回はパス… せめて5~600円位なら買ってもいいような気がしますがさすがにお札1枚が飛んでいくとなると考えてしまいます。
SL大樹は約12キロの道のりを30分以上かけてゆっくりと走りますが外は既に暗く車窓は楽しめません。ですがアイスを食べたりしているうちに時間はあっという間に過ぎ大谷向を通過し終点下今市に到着です。
正直な感想としてはもう少し長い時間乗車していたいなぁというのが本音です。
下今市
下今市駅につきましたがSL運転にあわせて駅のホームが黒を基調としたレトロ調に改装されていてびっくり! SLに掛ける東武鉄道の本気度を感じることができました。
下今市からはおとなしく東武日光線で帰りたいところですが我が家のある栃木とは逆方向の東武日光行きに乗車します。 乗りかえ時間は10分しかないのでもう少しSL大樹編成を観察したいところですが程々にして向かい側に停車している東武日光行きの電車に乗り込みます。
左側が下今市から東武日光まで乗車した東武鉄道6050系で右側に停車しているのは会津鉄道所属の6050系200番台車です。 野岩鉄道所属の6050系100番台は2両固定が3編成在籍していますが、会津鉄道所属の6050系200番台車は画像の2両固定編成が1編成のみの虎の子となっています。 見られたらラッキーです!
東武日光駅で改札を出た後は徒歩ですぐ隣にあるJRの日光駅へ移動します。
次回は週末パス紀行 2019年11月編の最終回をアップします。