紅葉いろは日光号
今回の旅の最後は日光線の観光列車「いろは」号を使用した多客臨「紅葉いろは日光号」に乗車するべく日光駅へやってきました。
東武日光駅はモダンな造りとなっていますが、日光駅は歴史と風格がある佇まいでその対比が面白いです。
全車指定 19:11 大宮行きとなっている列車が紅葉いろは日光号です。 下りは川越発日光行きで上りは日光発大宮行きで停車駅は大宮・蓮田・久喜・古河・小山・日光となっています。 注目すべきは宇都宮は車両の進行方向が変わるので停車こそしますが客扱いはなしというところです。
日光駅の改札横にあった飾り物ですがよく見るとSL大樹になっています。東武の間違いか… まぁJRなんだから「いろは」でいいじゃん!
18:54発の宇都宮行きが発車すると間もなく紅葉いろは日光号が入線してきました。
普段は日光線で定期普通列車として活躍している「いろは」号ですが、今回はイベント列車ということでヘッドマークが紅葉と華厳の滝と神橋が描かれた特別デザインになっていました。
いろは車内
元々4ドアだった205系を真ん中2カ所のドアを閉鎖して座席化し2ドアに改造してあるのが特徴で座席もロングシートから1+2のボックスシート化されています。 車内も木目調のデザインとなっており一般的な205系とは全く雰囲気が異なり観光列車の出で立ちです。
もともとロングシートだった車両を無理やりボックスシート化したため座席に対して窓割がずれてしまっているのが残念。 席を上手に選ばないと窓がない席にあたってしまうかも…
出入り口付近の座席はロングシート化されています。
ボックスシート部分は座席の床が数センチ嵩上げされています。
大型の荷物を持った観光客のために各車両に荷物スペースが設置されています。
4号車にはトイレが設置してあります…がなんと故障中の文字が…
発車前の車内放送でも繰り返しトイレが故障中の旨と宇都宮駅には停車してもドアが開かない旨の案内が繰り返しされていました。
紅葉いろは日光号 乗車記
日光を定刻通りの19:11に発車。 乗客は1両当たり5~6名程とガラガラで乗客の大半は紅葉狩り帰りの観光客というよりは乗り鉄さんのようでした。 宇都宮が運転停車になっているため「日光の次の停車駅は小山です。」の車内アナウンスは違和感ありありです!
日光線内は文挟と鶴田で運転停車があり宇都宮駅に到着しますが扉は開きません。
窓を開けて宇都宮駅の駅名板をパチリ。 宇都宮駅に限らず日光線の駅名板はレトロ調のデザインになっています。
宇都宮駅を発車した後はこの旅の終着駅、小山に停車です。 列車は大宮まで行きますが管理人はここで下車しました。
小山駅で「紅葉いろは日光号」を見送って改札を出る前に…
台風19号の水害で岩舟~栃木間が不通のため小山~栃木間の区間運転になっているため行先がレアな栃木行きになっています。 レアな行先表示を見るとテツの血が騒ぎます… そういえば大学生の頃、伯備線が不通だった時に東京駅でサンライズ出雲・瀬戸の行先が「生山・高松」行きになっていてえらく興奮したのを思い出しました。
今回、初めて週末パスを使って乗り鉄してみましたがはまりそうですね! またシフトで休日の連休がついていたらお出かけしてみようかと思います。