ぴたのりの臨時列車運転情報を見ていて目に留まったキヤ141のJR四国検測。 時刻は掲載されていませんが、過去の運転パターンから推測すると高松で1泊する日の夜に高松→児島で運用がありそうということで夜の高松駅へ行ってみることに… サンライズ瀬戸から撮り始めようと思いましたがなんと東海地方が大雪予報のためこの日のサンライズは上下ともにまさかの運休…orz というわけでキヤ検だけ撮影してまいりました。
夜も更けた高松駅へやってきました。
まずはキヤの前のマリンライナーを撮影です。 JR四国では駅停車中の前照灯は基本的に消灯するのでライト付きを狙うには停車直後からライト消灯までの一瞬で撮影する必要があります。 停車してからピントを合わせている余裕は全くもってありません。 キヤはこのマリンライナー65号の折り返しマリンライナー70号が発車した後、入線予定なのでマリンライナーにピントを合わせ露出等も設定し準備して待ちます。
マリンライナー65号が発車すると今度の発車は回送22:44と表示が切り替わりました。 高松駅の発車案内は回送列車の発車時刻も表示されます。 そして5番線の8000系が車庫に引き上げていくと間もなくホームには瀬戸の花嫁の列車接近メロディが響き渡りキヤ141が姿を現しました…
…がヘッドライトが上の2灯しか点灯していません…残念としか言いようがありません。 ただし軌道検測車の下回りの検測ライトは点灯、キヤ141第一編成の一番の特徴であるTDM検測は未実施のようで側面の検測ライトは非点灯状態での入線でした。
停車直後、すぐに消灯、下回りの検測ライトも消灯しテールライトが点灯しました。
ダイヤ上では22:39にマリンライナー67号が隣の5番線に入ってくることになっているため、急いで松山方の撮影をしますが当然ライトは非点灯。
マリンライナーが来ると5番線からでは撮影できませんのでひとまず6番線側に移動します。 がしかしマリンライナーは遅れているようで定刻になっても姿を現しません。 そして発車2分前にヘッドライト点灯! ただしキヤ141のヘッドライトは光軸がズレているのか画像のように片側だけがハイビームのような写り方になってしまいます。
マリンライナーが姿を現さないので急いで5番線側に移動しヘッドライト点灯状態のキヤ141を撮影しますがこの角度だとヘッドライトの写り方は気になりません。 キヤをバルブ撮影する時は正面がちに撮影しない方がヘッドライトが綺麗に写るようです。 高松を定刻通り発車したキヤは予讃線、本四備讃線を検測し所属会社であるJR西日本へと帰って行きました。
この後はホテルに戻るための最終バスの時刻が22:50発なので急いで撤収しバス乗り場へと向かいホテルに戻りました。
おまけ
こちらは翌日、郵便局巡りの合間に撮影した南風9号です。 2700系気動車もすっかり四国の顔として定着してきた感があります。
今回は撮り鉄する予定ではなかったのですが、思わぬ形でキヤ141のJR四国検測を記録することができよかったです。 サンライズ瀬戸が撮影できなかったことが唯一、悔やまれます。