三次市内で局巡りと新しくなった三次駅
三江線を下車した後、次の乗車予定の備後落合行き8354Dまで1時間56分の待ち時間があります。 今回の18きっぷ紀行の中では最長の待ち時間です。 月曜日ということもありこの時間を利用して三次市内で未訪の郵便局2局(三次郵便局・三次日出郵便局)を訪問します。 ちなみにこの2局は三次駅のそばにあり乗りテツの時に訪問しようと敢えて未訪にしておいた局です。
40分程で局巡りが終了して再び駅に戻ります。
急行みよしの廃止直前にお別れ乗車に来た時以来の三次駅ですが、駅舎が改築され近代的な駅に生まれ変わってました。
駅構内のキオスクもセブンイレブンになっておりセブン銀行ATMも設置してありました。 ちょうど手元の現金がなくなるところだったのでセブン銀行のATMで引き出し補充します。 ついでに郵便局巡りで歩いて汗かいたので飲み物とアイスを買おうと思ったのですが残念なことにアイスは販売していないとのことで飲み物だけ購入です。 セブンイレブンといっても駅の一般的なキオスクと同じサイズなので取扱い商品には限りがあるようです。
改札前のベンチに座りしばし休憩。
三江線が全線開通40周年ならば芸備線も広島~三次間開通100周年のようです。 どちらも今年は節目の年ですね!
発車まではまだ1時間弱ありますが、備後落合からの普通列車と広島からの普通列車が到着してホームが賑やかになってきたのでホームに出て気動車の観察をします。
側線にはキハ120がたくさん留置してあり壮観です。中には美祢線色や帯の色が褪せて白くなってしまった車両がいます。
三次→備後落合
発車まで30分以上ありますが、備後落合行きの車内に入れたので車内内で過ごします。 フロントガラスの汚れがよくわかるキハ120ですね… 車内では出発前の乗務員さんより色々とお話を伺うことが出来ましたが、中でも芸備線や三江線でみられる25~30キロの制限速度については地質的に落石が多いため危険箇所では安全のため徐行しているそうです。 制限速度の理由がわかりスッキリ! 発車3分前には広島からの快速「みよしライナー」から乗り継いで来た18族と思しき方たちが多数乗車して三次を発車します。 八次、神杉と停車し福塩線との分岐駅塩町に停車していきます。
画面右手が福塩線方面ですが乗車している車両は備後落合行きですので進路は芸備線の方へ開いてます。
交換設備もなくなり相当の年月が経過したのか草蒸した山ノ内駅に停車。 この後も庄原市の中心駅である備後庄原を経て備後西城に到着。
備後西城からは山にが両脇に迫り比婆山を過ぎれば次は終点備後落合です。
到着直前には進行方向左手下の方からは木次線の線路が寄ってきます。
そして奥出雲おろち号の待つ備後落合に到着しました。
この後は臨時の8354Dが走る日だからこそ乗り継げた奥出雲おろち号に乗ります。
この三次11:25発の臨時8354Dですが奥出雲おろちに乗り継ぐために走らせているわけではなく沿線の高校の登校日程の都合で走らせているそうです。 結果的に効率よく木次線に乗れるので非常にありがたい臨時列車です。 実際は8354Dを備後落合まで乗車した人数の8割程はトロッコに乗り継いでいたようでした。
次回、奥出雲おろち号乗車記へ続く