機内食を食べ終えた後は食休みを兼ねて音楽を聴きました。 ファーストクラス用のノイズキャンセリングヘッドフォンは外の音をほぼシャットアウトしてくれるためコンサートホールにいるような音で音楽を楽しめます。 音楽を1時間程楽しんだ後はCAさんにお願いしてアッパーデッキを始めB747-8Iの機内一周させてもらいました。
ファーストクラス以外のクラスはほぼ満席に近い状態でした。 これを見る限り航空各社がファーストクラスを削減する理由がわかるような気がします。 ビジネスクラスもフルフラットですし12時間位のフライトならばフルフラットシートのビジネスクラスならば問題なく過ごせるような感じですね! それでもファーストからビジネスを見ると狭く感じますが…
ビジネスクラスを見た後は機体後方のプレエコとエコノミークラスキャビンに行きます。 ルフトハンザのプレミアムエコノミーの配置は少し変わっていてエコノミーとビジネスの間にあるのではなくエコノミーとエコノミーの間に設置されています。 そのためカーテン等の仕切りはありませんでした。 その後はエコノミーキャビンの一番後ろまで行って戻ってきました。
機内は消灯されていたため各クラスの様子の画像はこれしか撮りませんでした。 新しい機材だけにエコノミークラスのモニターもそこそこ大きいようです。
最近の長距離線の飛行機に乗るとエコノミークラスにもドリンクバーが設置されていますがルフトハンザもしっかりとギャレーに飲み物が置いてありました。 これはありがたいサービスですね。 これのせいで長距離線のエコノミークラスに乗るときは窓側か通路側か座席選択に悩むことになります。
こちらはファーストクラスのドリンクバーですが、上級クラスでは基本的にCAさんにお願いすれば好きなものを持ってきてくれるのでドリンクバーはそれほど意味をもちませんが…
続いてはファーストクラスのトイレを見てみます。 広さはビジネスクラスのトイレを少し広くした程度です。
マウスウォッシュやらハンドクリームやらたくさん備え付けてあります。
さらに引き出しには髭剃り等があります。
もう一つの引き出しにもくし等色々な化粧品類でしょうか入っていました。 これだけあるならアメニティキットなくても全然問題ないですね。 アメニティキットは搭乗記念に封を切らず家に持ち帰ることにしました。
機内散策を終えた後は座席をベッドに変えてもらい少しお昼寝タイムです。
このルフトハンザファーストの凄いところは他の航空会社がファーストクラスの個室化を進めている中、あえて開放的な座席になっているのですがベッドポジションにすると衝立が出てきて他社のファーストクラスのように個室のような感じに早変わりです。 肘掛けも下に下がり幅の広いベッドになります。 ビジネスのフルフラットシートとの違いは寝返りを打てるか打てないかと言ったところでしょうか。
数時間位寝たところで起きましたが飛行機はもうヨーロッパに入っていました。
ファーストクラスの窓ですがシェードは電動式です。 B787のような電子シェードではないですが1回ボタンを押すとレースのカーテンのような薄い膜がおりもう1回ボタンを押すと完全に遮光されるといった構造です。
着陸1時間半程前には2回目の機内食が出てきましたが1回目が和食だったので今回は洋食をチョイスしました。
オクトーバーフェスト・スペシャルディナー
バイエルン料理だそうです。
まずはブレッドから。
冷製料理:にしんの漬物、マスの燻製、マスタードポテトサラダ
仔牛肩肉のレモン蒸し、ミックスマッシュルームとマスタードソース添え
アップルシュトゥルーデル、カスタードソース
1回目の機内食がまだお腹に残っているため食べきるのにに精一杯って感じです。
これを食べ終えた後はいよいよフランクフルト空港へ向けて降下を開始してRWY07Rに着陸。 約12時間のファーストクラスの旅は終了です。 あっと言う間の12時間でした。 ずっと乗っていたい気持ちを抑えつつ飛行機を後にしました。
ルフトハンザB747-8Iのファーストクラスですが今回アサインしたのは1Aの席でした。 実際乗ってみると1Aはジャンボの1番前の鼻の部分で先が細くなっており若干圧迫感がありました。 なので2Aや2Kを選んだ方がより開放的な感じがします。3列目だと通路を挟んだすぐ隣に席が来るのでやはり2列目がベストだと思います。