北海道のマヤ検をアップしたので、今日はJR東日本のマヤ検をアップします。 今回は常磐緩行線のマヤ検です。 現在はE491系East i-Eが綾瀬と取手の間を一往復して検測していますがマヤ34は客車であり単独では動くことはできません。 そのため様々な車両が動力源として連結されますが、常磐緩行線の場合は203系電車の中間にマヤ34を挟む形での検測となります。
通常は10両編成の203系を6両に減車の上、3両+3両に分割してマヤを組み込みます。前日に203系10両1編成をを松戸から尾久へ回送して尾久でマヤ車の組み込みそして翌日常磐緩行線綾瀬~取手間を検測し検測翌日にまた尾久に回送しマヤを開放し組成を通常の10両に戻し松戸へ戻るという3日がかりのマヤ検でした。
203系の綾瀬方先頭車には怪しいケーブルがテープで張り付けてありますがこれは何のためのケーブルでしょうか? この怪しい出で立ちが魅力的です。 方向幕は試運転列車ですが回送のままです。 一般利用者にとっては試運転でも回送でも乗れないことには変わらないから問題ないのでしょう。
こちらは常磐緩行線検測の翌日に尾久へ向かい回送されるマヤ組み込みの203系です。 緩行線検測の写真だとマヤ車の車号がわからないですが、この画像だとクーラーが4基乗っているのでマヤ34 2004のようです。
線区特有の車両とマヤ34の組み合わせは当時の管理人としては魅力的な存在でした。 ダイヤ情報に運転情報が掲載されていた列車のためかこの当時はこのようなマヤ検にカメラを向けるファンもそれ程多くなく、この列車を撮影している時もほとんどファンの姿は見なかったです。
今や203系もマヤ34 2004も廃車となってしまい見ることはできません。 こうして改めてみると懐かしいです。
(撮影年月日を書いたデータノートを紛失してしまい撮影日等が不明ですが時期としてはE491系East i-Eが運用を始める直前だったような気がします。)