前回の更新は小野上温泉でしたが今回は小野川温泉をアップします。 名前は似ていますが小野上温泉は群馬県渋川市で小野川温泉は山形県米沢市にあります。 山形鉄道を撮影に行った帰りに立ち寄ったのですが、この日は5月というのに3月の気温で非常に寒く時折雨も降る微妙な天気です。 そんな時はやはり温泉に浸かり温まるのが一番! ということでやってきました小野川温泉!
小野川温泉には3カ所の共同浴場があるようですが、最初に尼湯に行きました。 がしかし…車が駐車できない… というわけで滝の湯に行ってみると滝の湯は問題なく駐車できます。 なので今回は滝の湯に入ることに決定。 共同浴場ということでもっと鄙びた外観を想像していたのですが意外と綺麗な感じです。
入口の脇にある券売機で入浴券を購入してから中へ入ります。
注意書きが書いてありますがよく見るとタトゥーがタトューになってます… 口に出して言ってみるとなかなか発音しにくいです(笑)
浴室内にも注意書きがありますが、入浴時間が過ぎると自動ロックがかかり中からも開きません… 普通は中からは開くものじゃないの… 万が一湯船で寝てしまったらヤバそうです… さらによく読むと券売機で入浴券が購入できなかったら現金を脱衣棚に掲示?? おいおいこれって盗まれないの?? まぁ今回は入浴券を問題なく購入できたので特に問題ではありませんが券売機が故障していたら微妙な感じです。 こちらの共同浴場は貴重品ロッカーはあるものの100円入れたら最後、飲み込まれるタイプなので貴重品は持ってこない方がベターです。
温泉分析書ですが貴重品ロッカーの上にありよく見えません… なのでここはスマホで撮影して、その画像で内容を確認しました。 もう少し見やすいところに掲示して欲しいものです。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 Ph7.3 ※(弱アルカリ性低張性高温泉)
硫化水素イオンと溶存ガス成分としての硫化水素の両方が含まれていて塩素イオンも1,936mgと高い数値になっています。 メタケイ酸79.2mgとまずまずの値で硫黄も入っていることから美肌効果もありそうです。 分析書を見る限り入る前から期待の膨らむお湯です。
※温泉分析書には弱アルカリ性低張性高温泉の記述はありませんが、他の同じ源泉を使用している施設の分析書には上記記述があったため引用
それではさっそく入浴! 洗い場にシャワーはついていますが、ボディソープ・シャンプー・石鹸類は無しなので自前の物を使います。 体を洗っていざ入浴!!
内部は浴槽が一つあるのみで露天風呂は無しです。今回も地元の方が多数入浴されていたので浴室内の画像は無しです。
お湯は硫黄が入っていますが濁り湯ではなく透明なお湯でほのかに硫黄の香りがします。 そしてよく見ると湯の花が浮かんでいて舐めると塩化物泉らしくほのかな塩の味がしました。 中性に近いお湯のためアルカリ性の温泉のヌルヌルした浴感はありませんが塩化物泉らしい入浴後のポカポカ感がありました。 普通に入浴している分にはほのかな硫黄の香りですが、湯口から注がれる新鮮なお湯を救ってみたところ強めの硫黄の香りがしてこの温泉が硫黄泉だということが感じられます。 硫黄泉好きの管理人としては満足のいく温泉でした。 次はぜひ旅館に宿泊して楽しんでみたい温泉です。
お風呂から上がった後は温泉街のお土産屋さんで温泉まんじゅうと玉こんにゃくを買ってから帰路につきました。
営業時間 午前6時~午後9時
入浴料金 250円