真岡鐡道「SLもおか号」乗車記 復路編

前回に引き続き「SLもおか号」乗車記の復路編になります。 下り「SLもおか号」で茂木駅に到着した後はすぐに改札を出ずホームに留まりSL列車の側線への入換とターンテーブルでのSLの方向転換の様子を見学しました。 茂木駅の構内は1面1線+側線というシンプルな構造でホームは1面しかありません「SLもおか号」は12:06に茂木駅に到着しますがその後12:23には117レが到着するので降車が終了後ただちに入換を開始し側線へ移動します。

C12 66運転台

SLの運転台はELともDLとも違い独特です。

茂木駅入換

もっと車両を眺めていたいですがすぐに入換開始となり編成ごと一度下館方にバックで引き上げた後、すぐに側線へ入ります。 撮影者が多くてきれいに撮影できませんでした…orz ホームから撮影すると逆光になり撮影条件としては余りよくありません…

ターンテーブル

側線に入るとすぐに前機のC11を切り離してターンテーブルまで走行します。

方向転換中

大勢のギャラリーに見守られながらC11が方向転換します。

C11とC12

C11は方向転換が終わると一旦給水施設の前まで移動して給水を開始します。 給水が終わるまではC12とC11が向い合わせで停車です! 給水が終わるとC11はターンテーブルの反対側へ移動して一休み、その後C12の給水が始まります。

留置中のC11 325

茂木駅は側線と本線の間に通路が整備されており通路から留置中のC11の様子が間近でじっくりと眺められます。

2018.5.27. 124 真岡鐡道真岡線 茂木

ちなみにこの日の12:41発の124列車はモオカ14-1(ラッピング車)でした。

SL説明板

茂木駅構内にはこのような説明板が設置してありました。

C12の給水が終わると13:22発の126レが発車するまではSL編成に大きな動きはないので一度改札を出ました。 改札では乗車券のみ回収とのことでしたが、乗車券ももらえるか聞いてみたところ無効印を押したうえで頂くことが出来ました。

茂木駅駅舎

レトロな感じでもなければモダンでもない近年建て替えられた駅によくある普通の駅舎でした。

平成そば

駅そばがあったのでここでお昼です。 本当は車内販売で弁当でもあればそれを買って車内で食べるはずだったのですが、車販がお休みだったので駅そばがお昼になりました。

天ぷらそば

注文したのは天ぷらそば! 550円也。 若干天ぷらが小さいような気がしますが腹ペコの管理人にはとても美味しく感じられました。 その後は駅前の出店でかき氷やら団子類を販売していたので団子とイチゴ大福を購入したり帰りのSL整理券を購入したりしていると時刻はあっという間に13:30近くになってしまいました。

126レが発車すると、復路に向けて2両のSLが動き出します。

2018.5.27. 真岡鐡道真岡線 茂木

C11は一度茂木駅のホームの先にある機回し線へ移動し本線を通過し下館方へ移動。 その後側線に入り客車と連結します。 これでC11先頭のPP編成が完成です。 ちなみにC12は進行方向に対しては後ろ向きで連結です。 前から見ても後ろから見てもSLが正面を向いている状態で運転です。

この後は14:11発の128レが発車した後ホームに据え付けになります。

2018.5.27. 6102 真岡鐡道真岡線 茂木

座席を確保した後に編成写真を撮影しました。 前からは撮れないので後ろからですがSLがどちらも正面を向いているためどちらが先頭だかわからなくなりそうです。

扇風機

停車中の車内は風が入らないので暑いので扇風機全開です! よくみると扇風機の真ん中にはキラリと光るJNRマークが! さすが元国鉄の50系客車!

最後尾からの眺め

最後尾から見たC12 66です。 針金入りガラスから見た機関車の風景というのも国鉄型車両ならではの雰囲気があります。

オハ50 11車内

真岡市は日本有数のいちごの産地ということで車内にもいちごが飾られています。 本物ではなく造花ですが…

色々画像等を撮影するうちにSLの発車時刻となり「SLもおか号」は定刻通り茂木駅を発車しました。 復路は道の駅もてぎ付近から有料撮影地である天矢場のお立ち台の付近に撮影者が集中している感じでした。 乗客の数は全線を通して1BOXあたり1~2名程度と往路に比べるとかなり空いている様子。 車内販売は復路も都合により無しでした。 実際に車内販売はどのようなものが売っているのか見たかっただけに残念です。 往路の時には盛大に開かれていた西田井駅のお祭りも終了したようでテントも片付けられいつもの西田井駅に戻っていました。

野州だんご

列車に揺られながら、先ほど茂木駅の出店で購入した団子を食べてみます。 あんが2本にみたらしが3本入って400円! あんもみたらしも甘さ控えめで美味しかったです。 みたらしは甘さ控えめというよりかはほんのり甘い感じでたれが固めで垂れてこないので車内でも食べやすかったです。 沿線の景色を見ながら乗車していると列車はあっと言う間に真岡駅に到着です。 真岡で9分程停車したのち下館へ向かいます。 列車に揺られていると軽い睡魔に襲われウトウト、久下田~折本の先までの記憶が飛んでしまいました… 気づくと下館二高前を通過するところでした。 その後終点下館到着の車内放送が入り下館駅1番線には定刻で到着。1時間30分のSL列車の旅が終了しました。

2018.5.27. 6103 真岡鐡道真岡線 下館

下館駅についたSL編成は折返し普通列車となり真岡まで運転されます。 乗車できるのは3両編成の客車のうち最後尾の1両のみで前より2両は締め切り扱いとなります。 この列車はSLの回送を兼ねた普通列車なのでSL整理券は必要ありませんので乗り得列車といえるでしょう! 6103レの発車を見送り今回の真岡鐡道「SLもおか号」の乗車記は終了となります。

各駅にはこのような乗車90万人達成のボードが掲げられていましたが100万人まであと少しです!

SL整理券と乗車記念証

SL整理券は記念に持ち帰るには真岡鐡道の窓口で購入した方が見た目にも良いかと思います。 記念乗車証はC11とC12の物が選べましたが往路はC11を復路はC12をいただきました。 今回は重連牽引だったから2種類から選べましたが単機牽引の時は2種類から選べるかどうかはわかりません…

久々の乗り鉄は楽しかったです。 今後も未乗の線区を中心に乗り潰ししようかなぁ~

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