三江線廃線跡
山陰本線迂回貨物が24時間手配になってしまい来ないことが確定した段階で江津市にいました。 さてこれから何をして時間を潰すか考えましたが、江津市いるということで廃線から約半年がたった三江線がどうなっているかを見てみることにしました。 まずは江の川の畔にあった江津駅の次の駅となる江津本町駅にいってみました。
沿線は線路は剥がされずにそのままの状態で残ってますが駅は立入禁止になっていました。 (画像は手を伸ばしてスマホで撮影したものです)
ワンマン運転用のミラーやメートルポストもそのままです。 トンネルには柵がしてあり入れないようになっていました。
軌道内には草が高く伸びており廃線であることを実感します。 三江線沿い細い道ですが対岸の国道が7月の西日本豪雨災害のため江津~川平間が通行止めになっているためけっこう交通量がありました。 対向車と離合不可の場所が多いため走り難いことこの上なしです…
川平地区まで行った後は細い県道ならぬ険道を通り有福温泉へ移動です。
有福温泉
道路が荒れていてパンクするのではないかとヒヤヒヤしながら山道を越え有福温泉到着です。 公衆浴場専用の駐車場があるのでそこに車を停めて歩いて公衆浴場に向かいます。
昭和の雰囲気を感じさせるレトロな佇まいです。
この温泉街のレトロな雰囲気は意図的に作られたものではなく昭和の頃がそのまま残っているような感覚を受けます。
以前は10軒以上宿があったそうですが現在は4軒程が営業しているだけのようです。 ちなみに外湯はさつき湯・御前湯・やよい湯の3軒ありますが今回は一番有名な御前湯にいってみることにしました。
駐車場から坂をあがり狭い石段を上ると御前湯はすぐそこ!
昭和初期のモダン建築だそうで趣きのある建物でした。
phが書いていませんが低張性アルカリ性単純温泉となっています。 たしかに単純泉らしく成分的に目立つところはありませんがその分、肌には優しくやわらかな湯ざわりが特徴でした。 メタケイ酸は68mgでした。 ヌルヌル感はあまりありません…
管理人が浴室に入ったところ地元の方が多数入浴しており、地元の人の憩いの場となっている感じでした。 というわけで大勢が入浴しているということで浴室の画像は無し… ちなみに露天風呂はなく大きな浴槽が一つあるのみで意外と浴槽が深いのが特徴でした。 地元の方の話によるとこの日の湯温はいつもより熱めだそうで、アツいアツいといいながら入浴していたのが印象的でした。 ただ熱めの風呂が好きな管理人にとってはちょうど良い感じ。
入浴後は2階に簡単な休憩所があるのでそこでしばし休憩です。
休憩したのち次はやよい湯に行ってみましたが…
レジオネラ菌発生で閉鎖中とのこと… 6月に指宿に行った際の指宿砂蒸し会館のレジオネラ発生に次いで今年2回目のレジオネラ閉鎖に当たってしまいました…
温泉分析書が入口に掲示してありましたが御前湯とほぼ同じでした。
この日は土曜と言うこともあり有福郵便局はお休みで訪問できなかったので次回、訪問時にまた来ることにしましょう。 というより次回は一泊で来てみたい場所です。