ラウンジ金星
ルートインで無料朝食を軽く食べた後は8時20分にチェックアウトし向かうはラウンジ金星へ! 昨日場所は調べておいたので迷わず直行します!
昨日は閉まっていたシャッターが開いています! 小学生の頃、初めて寝台特急「北斗星」に乗った時のワクワク感を遥かに上回るこの何とも言えない胸の高まりは言葉に言い表せないです。 初めて飛行機のファーストクラスに乗った日の空港のチェックインカウンターに行った時と同じ感覚でした。 一番の乗りかと思いましたが既に2グループの方が到着されていました。
ラウンジ金星の内部は木材を多用しており落ち着いた大人の雰囲気といった感じです。 航空会社の上級クラスラウンジと違い、車両の定員の最大30名が入れる規模なのでそれ程広くはありません。 また飛行機の搭乗待ち時間を潰すためのラウンジというよりは、これからの旅の注意点等を説明したり共に旅をする他の参加者との顔合わせのための場所といった位置付けなのでシャワーが浴びられたりマッサージが受けられたりするわけではないです。
ラウンジ内では車内販売で購入できるグッズ等が展示されていました。
値段もいいお値段…
ラウンジ内のBGMはピアノの生演奏です。
ラウンジ内を撮影した後、優雅にBGMを聞いていると早速、ウェルカムドリンクとして八女の冷たい玉露が出てきました。 サイズ的には一口よりも少なく管理人からすると3分の1口位の量ですがまず軽く一口飲んでみるといやぁ美味い!! こんな冷たいお茶飲んだことないです。 以前買った100g5000円の宇治玉露を遥かに凌ぐお茶でした。 チビチビと玉露を飲んでいると次はウェルカムデザートの登場です。
ラウンジ金星オリジナルのスイーツでダックワーズで有名な16区さんが作ったものだそうです。 飲み物の下に敷いてあったコースターは記念に持ち帰ることができます。
文章を書くよりも画像の文字を読んでもらえばわかる通り器から素材まで九州に拘って作ったものです。 大吟醸のゼリーはしっかりとアルコール分は抜いてあるそうなのでアルコールがダメな方でも安心して食べることができます。
ウェルカムデザートを食べているとトレインマネジャーがあいさつに来て記念乗車証に挟みを入れたり、担当クルーの挨拶や簡単な旅の説明がの後はシャンパンで出発の乾杯です。
赤色がノンアルコールのシャンパンだったような、逆だったかな… 母親はノンアルコールを自分はアルコールの入ったシャンパンで乾杯をしました。
乾杯が終わると3号車の人から順番にホームへ案内されます。 管理人は4号車の401号室ですので3号車の次にホームに向かいました。
この扉から暖簾をくぐりラウンジを出ます。
ホームまでは赤絨毯が敷いてあります。 前を歩いているのは管理人の母親… 一応軽くモザイクをかけてあります(笑)
ななつ星IN九州入線!
ホームに降りるとすぐに熊本方からDE10 1209に牽引され77系客車ななつ星IN九州編成が入線してきました。 早速DE10を見に行こうとしたら、ななつ星のクルーの方から「機関車は逆ですよ~!」と言われましたが「先にDE10見たい!」と言ってこちらに来てしまいました! 手摺、ナンバーが金色化されたDE10はまだ見たことないもので… そういえば国鉄色のDE10がすべてななつ星に合わせた黒色化されてからは九州にマヤ検撮影も来ていないです… DE10を2両位国鉄色復元を是非望みたいところです。 手摺が金色になってからは若干見栄えがよくなったのは救いですがやはり国鉄色が一番似合うような…
DE10を見た後はDF200の前で母親と共に記念撮影して車内に乗り込みます!
発車のお見送りは1号車のラウンジカーでどうぞということなのでクルーからの部屋の使い方や設備の説明を聞いて荷物を置いて早速ラウンジカー・ブルームーンへと移動します。
1号車の30億円の額縁と言われる窓から見た博多駅5番線ホーム。 先ほど竹下からななつ星を牽引してきたDE10 1209は切り離され奥の方に停車していました。 そして9:58定刻通り9031レななつ星IN九州1泊2日コースは博多駅5番線から発車。 お見送りの人たちにてを振りながら出発です。
博多発車後は鳥栖付近まではラウンジカーで他の参加者の方としばし談笑。 当選するまで3年以上かかったという方もいれば、キャンセル待ちで連絡が来て急遽乗ることになったという人等、様々でした。 中には既に瑞風・四季島の乗車経験のある方もいて大変興味深い話を聞くことができました。
ラウンジカーとダイニングカーでは昼食の準備が進められていました。 ななつ星の客室は全部で14部屋あるので食堂車1両では当然全員一度に食事ができませんのでラウンジカーもダイニングスペースとなります。
ダイニングカー木星もこのような形で食事の準備がされています。
食事の時まで一度部屋に戻ります。
スイート客室
今回、管理人の部屋は4号車の401号室でした。
401号室の室内です乗車時に部屋に案内された時点で窓側のソファベッドをベッド状態にして欲しいと依頼してあったので部屋に戻ると片側がベッドになっていました。これでベッドでゴロゴロしながら車窓を楽しめます。
トイレ・洗面台も列車内ということを考慮するととても広いです。
ななつ星がデビューした時、話題となった14代柿右衛門作の洗面鉢。 ななつ星の車内は柿右衛門の遺作の作品がところどころに使われておりまるで美術館の様です。
シャワールームはヒノキで出来ているためヒノキ独特の良い香りがします。 走行中の揺れる車内でシャワーを浴びやすいようにいすが設置してあるのが特徴。 お湯は制限なく出ます。(制限なくといっても車両に積んである水タンク以上はでないはず…)
ななつ星ロゴ色の肌触りのよいものが備え付けられていました。
部屋に置いてあるアメニティキットとお菓子(16区のダックワーズ)
ご当地系の瓶のソフトドリンクとビールが入っています。 手前のゼリー飲料は昨日飲んだ母親の飲みかけ… ななつ星とは関係ありません…
無くなれば補充してくれるらしいですが、管理人は部屋にいるよりラウンジカーで飲み物飲みながら寛いでいることが多かったので特に補充してもらうことはありませんでした。
さて次回更新はななつ星の1日目の食事です。