2日目は徳島646発の剣山1号からスタートです。 朝が早いため今回は朝食無しプランでの宿泊でした。 コロナの影響で殆どのホテルは朝食ブッフェを取りやめにしているので恒例の朝食、爆食いができないのである意味ありがたいというか悔しくないというか、まぁなんとも複雑な気分ですが… ちなみに徳島駅は駅弁がないようなのでこの日の最初の食事は高知駅まで我慢することにしてホテルをチェックアウトして駅に向かいます。
剣山1号は2番線から発車です。
海部方よりキハ185系2両の特急剣山1号が入線してきました。
早速、乗り込みますが後ろ寄り1号車の1/3が指定席となっていました。 また指定席の枕カバーは青となっており自由席と区別されています。
デッキの仕切り扉の上には自由席と指定席の席番が表示されています。
列車は定刻通り徳島を後にして阿波池田へと向かいます。 ちなみに徳島線は全線初乗車となります。 徳島線を乗り終えるとJR四国の未乗区間は予讃線の伊予長浜経由の海線区間のみで本日中にJR四国完乗達成できそうです。 当初に計画では高知について郵便局廻りを数局実施した後は土讃線で多度津経由で松山に戻り特急宇和海で伊予大洲に行き海線を通り松山に戻るプランでしたが、先日の豪雨災害で内子線内土砂崩れで内子~伊予大洲間が不通となっています。 代行バスが出ていますがそれを利用するとなると当初の計画通りの予讃線伊予長浜経由の松山行きが1本遅くなってしまいます。 それならと思い、予土線経由で宇和島へ出るルートをチェックすると伊予長浜からは同じ列車になるということが判明。 ここは予定を変えて予土線を通り宇和島経由で伊予長浜を目指すことに変更です。
予土線経由の時刻や高知駅の駅弁等を調べているとあっと言う間に阿波池田に到着。
ここからは南風1号に乗って高知を目指します。
大歩危・小歩危の辺りを走行中ですが連日の大雨で川の水は濁っており濁流と化しています。
高知には時刻通り939に到着。 すぐに駅の隣にある高知中央郵便局へ向かい旅行貯金と風景印を押印して後、駅のそばのファミマのATMと高知駅内のATMで預入をしたのち、次に乗車予定の1139発あしずり3号まで時間があるので入場券収集をすることにしました。 高知から一度朝倉駅へ行き入場券を購入。
入場券を購入した後は土佐電鉄の朝倉駅前にある片側1車線が路面電車と供用という車側からすれば恐ろしい区間を見学。 残念ながら次の列車までの間に路面電車は来ませんでしたが、トラックがこの恐怖の道路に進入していきました。 この状況で前から路面電車が来たらどうするのでしょうか… 管理人は以前この区間を路面電車にて乗ったことがありますが車内から見ていると路面電車が接近するとまず路面電車と供用していない車線の車が一時停止し路面電車と供用する車線の車は対向車線に退避してやり過ごすという何とも言えない運転をしていました。 土地勘のない人がこの道迷い込んで前から路面電車が来たら間違いなく事故起こしそう。 実際に自分の車でこの道を走ったことありますが結構スリルがあって面白いです。
朝倉駅で入場券を購入した後は旭駅へ引き返しここでもさらに入場券を購入。 旭からあしずり3号に乗車する予定でしたが旭駅での停車時間内に入場券購入が完了し同じ列車に再度乗ることが出来たので始発の高知駅まで戻りあしずり3号に乗車し窪川駅へ向かいます。
あしずり3号は引退間近のアンパンマン列車緑編成でした。 この時点で土讃線の高知以西の限定運用になっているようで、もう岡山駅で2000系のアンパンマン列車はみることができません。 それでは早速、車内に入ってみましょう!
JR四国2000系のグリーン車は2+1列シートで広々していて快適です。
1号車は半室がグリーン車で残りは普通車指定席となっています。 アンパンマン列車なので座席のモケットにはアンパンマンが描かれており子どもたちは喜びそうなデザインです。
グリーン車と普通車の間には仕切りと扉があり空間は完全に分かれています。
こちらは2号車の車内ですが半分が指定席で半分が自由席です。 他の特急型車両と同様、枕カバーの色で指定席と自由席を区別してあります。
テツの食卓109 かつおたたき弁当(高知駅 駅弁)
あしずり3号は1139に高知駅を発車しました。 ここで朝食を食べてなかったので高知駅で入手した駅弁を食べます。 時刻的には朝食というか完全に昼食になってしまいましたが…
高知駅では最初に改札の外のキオスクにいきましたが、食べたい弁当がなかったのですが、店員さんによると改札内のキオスクに行けば別の種類の弁当があるとのことで改札内のキオスクの駅弁売り場に行ってみると売ってました!! かつおたたき弁当!! 先ほど剣山の車内で高知の駅弁を調べていて気になってはいたのですが、無事ゲットできました。
中を開けるとこんな感じです。 ご飯や漬物類が入っているところとかつおのたたきが入っているところと2カ所に分かれています。
たっぷりのご飯にたれもたっぷりと入っています。
かつおのたたきに薬味のネギやにんにくがたっぷり乗っています。
よくよく見るとかつおのたたきの下には保冷剤が敷いてありました。 夏でも傷まない工夫がしてあります。 それにしても紐を引くと温かくなる弁当はありますが、保冷剤で冷やす駅弁はあまり聞いたことがありません。
さっそくたれをたっぷりとかけて頂きましたが、流れる車窓を見ながら食べる土佐のかつおのたたきは絶品です。
今回はたまたま入手できましたが、1日当たりの販売数は少ないようなので売っていたら迷わず購入して食べたい駅弁です。 久しぶりに満足感のある駅弁に出会えたような…
かつおのたたき弁当を食べ満足感に浸っていると列車は窪川駅へ到着。 この列車は中村まで行きますが予土線に乗り換えるためここで途中下車します。
次回に続く…