芸備線 新見(備中神代)→広島
お昼を食べて新見駅に戻った後はいよいよ今回の18きっぷ紀行最大の目的である芸備線の未乗車区間である備中神代〜備後落合間の乗り潰しをします。
列車は1255頃1番線に入線ということで早めに並んで待ちます。 備後落合まで直通する列車は1日3本で早朝、13時台、18時台しかありません。 日中走るのはこれから乗る1302発の列車のみということで発車時刻には席がほとんど埋まるほどの乗車率です。 そのうち半数は18キッパーっぽいというのが実情。
列車は定刻通り新見を発車し最初の停車駅である布原に止まります。 この駅は伯備線にありながら芸備線直通列車しか停車しないという変わった駅です。 構内は対向式ホームで2面2線となっていますが気動車2両分ほどの長さしかホームがありません。
備中神代を出発すると左に大きくカーブし伯備線とわかれます。
半数の列車がここ東城で折り返し新見に戻ってしまいます。 またこの駅までは地元の学生やお年寄りと言った人たちの利用もありましたが、その人たちが降りると残ったのは18キッパーオンリーと言っても過言ではない状態です。
ここから先は1日3往復のみで存廃が議論されている区間で、先頃廃線となった三江線より輸送密度の低い区間です。
鬱蒼とした森の中をひたすら走り、山間の集落に駅があるといった感じの路線です。 東城を出ると線路に迫り出した木の枝が車両に当たるのがわかります。
西日本名物の制限25キロも至るところに存在し長いものでは1キロを超えるものもありました。そして備後落合に到着。 ここから先はまたもやキハ120に乗り換えですが木次線からの接続も受けるため程よく席が埋まる程度の18キッパーを乗せて三次に向かいます。
備後落合を出ると庄原市内に向かって山を下るような感じで進み、備後落合までの山深さは感じられません。右手から福塩線の線路が近づいてくると塩町に到着。 終点の三次はもうすぐそこです。
三次に到着。 ここから先はさらにキハ120の広島行きに乗車します。 広島〜三次間は最後のキハ58急行みよしの廃止直前に乗りにきて以来の乗車です。途中の向原、紫波口で10分以上の停車がありなかなか広島につきません。
陽も西に傾いた白木山駅に停車。
広島駅まで残り20分ほどで到着ですが周囲は人家も増えると同時に乗客の数も増えてきました。
広島に到着しました。
今日は一日キハ120三昧でした。
広島駅に停車中の三次行きのキハ47×3。
三次からはキハ47に乗りたかったというのが本音です。
この後は宿にチェックインして夕食タイムです。
続きは次回‥