今回は先日、乗り潰しに行った道南いさりび鉄道の乗車記をアップします。
道南いさりび鉄道は北海道新幹線開業まではJR江差線だった路線で現在は3セク化され貨物とJRから譲り受けたキハ40が走る路線になってしまいました。 過去には北斗星やはまなす、白鳥等で何度も乗車したことのあるこの路線ですが3セク化後の乗車は初です。
まずは函館駅からスタート!
902発木古内行き122Dはキハ40 1815でした。
函館を定時に発車し次の五稜郭からは道南いさりび鉄道線内へと進んでいきます。五稜郭から上磯までは北斗市内の住宅地の中を走行します。
上磯では貨物列車と交換のため4分程停車。
上磯の次は茂辺地ですがその間には道南いさりび鉄道唯一の信号場である矢不来信号場があります。 この信号場は待避線がトンネルの中にある変わった信号場ですが、今回乗車した列車は通過ではなく対向列車との交換待ちのため待避線のトンネルへと吸い込まれていきました。
1両編成の列車なのでトンネルを出た直後で停車。 程なく対向列車のキハ40が通過していきました。
矢不来信号場から先の区間は暫く海沿いを走ります。
海を挟んだ対岸には函館山を見ることができ、この区間が道南いさりび鉄道の車窓のハイライトシーンです。
駅舎内に郵便局が併設されている渡島当別駅に停車。
ちなみに郵便局は10年位前に訪問済みです。
釜屋では交換予定の貨物列車が遅延しているとのことで少々停車。
遅れていた貨物がEH800-3牽引でやってきました。 EH800は五稜郭に停車している車両や交換ですれ違う車両も車体が酷く汚れた車両ばかりです。
その後は泉沢、札苅と停車し木古内に到着。
久々に木古内にやってきました。
折り返しまで1時間程ありますので駅前の道の駅で時間を潰します。
せっかくなので新幹線改札口にも足を伸ばしてみます。 北海道新幹線は日中ら2時間間隔です。
木古内駅はJR時代にあった海峡線ホームが跡形もなく撤去され、非電化の江差線ホームのみになっていました。 約1時間程の木古内駅での滞在時間でしたが、列車の時刻が近づいてきたので五稜郭に戻るとしましょう。
先ほど木古内まで乗車したキハ40 1815に乗車しましす。 木古内は対向列車の貨物の遅れを受けて3分遅れで発車しました。
往路の122Dは交換待ちの停車が多々ありましたが復路に乗った127Dは交換待ちの停車がなく矢不来信号場も通過線を走ります。 遅れも上磯場面で回復しましたが、どうやらある程度の貨物の遅れを見越し余裕あるスジを引いている印象を受けます。 清川口では10名程の乗車がありました。
列車は函館行きですが五稜郭で下車し道南いさりび鉄道の乗り潰し完了です。