ふらっと白浜紀行の最後に記した小山で途中下車扱いで下車したその後をアップします。 今回は先の紀勢本線と北陸新幹線の乗り潰しの分と今回の釜石までの片道分を合わせて1枚の片道乗車券として発券しました。
間々田→釜石
経由 東北・東海道・関西・紀勢・阪和・大阪環状・東海道・湖西・北陸・金沢・北陸新幹線・上越・両毛・東北・釜石
という経路の乗車券です。 今回はこの経路の最後の2線区、東北・釜石の部分からスタート!
小山→花巻
小山542の宇都宮線下り初電で出発です。 小山発東北新幹線の初電に乗っても花巻からSL銀河に乗車可能ですがSL銀河の花巻駅入線には間に合いません。 なので今回はこの初電に乗り、宇都宮から東北新幹線で北上へワープすることにしました。
宇都宮からはやまびこ51号に乗車します。 車両はE5系です。 宇都宮で朝食に駅弁を調達しようと思いましたが残念ながら営業開始前でありつけず‥
新幹線を北上駅で下車! 駅弁とマルス券の入場券を購入して東北本線に乗り換えます。
北上で待っていたのは701系ではなくいわて銀河鉄道IGR7000系でした。
お腹が空いているので早速、先程、北上駅で調達した平泉うにごはんをいただきます。
蒸しウニがそれなりに乗っていますが全体的な量は少なめです。 朝食には丁度良いサイズ。 ちなみにこの駅弁は東京駅の駅弁屋祭でも取り扱っており関東でも普通に味わうことができます。
花巻を発車した列車は駅弁を食べ終える頃には村崎野に停車し次は釜石線の始発の花巻です。
花巻駅に到着! SL銀河の発車時刻まで少しありますが寒いので待合室で過ごします。
SL銀河 花巻入線
発車案内にある通りSL銀河は1007に盛岡方より1番線に入線してきます!
釜石線の駅名板はSL銀河仕様になっています。
1号車キハ142-701を先頭にしたSL銀河編成が時刻通りに入線してきました。 盛岡から花巻列車番号回8530Dからもわかるように気動車列車として運転されます。
車両がホームに到着すると多数の乗客が一斉に機関車周辺に群がって記念撮影をしていますので、ここはiPhoneで簡単に撮影を済ませ車内に入ります。
SL銀河 車両編
ここでSL銀河に使われる車両を見ていきましょう。
1号車 キハ142-701
※今回キハ142-701のみ形式写真を撮影できなかったので過去撮影分で代用
オハフ51 30→キハ142 201を経てキハ142-701となった車両。 プラネタリウムが設置されているのが特徴。
プラネタリウムはコロナウィルス対策のため閉鎖していました。
1号車はプラネタリウムを設置しているため定員は32名
2号車 キサハ144-702
オハフ51 10→キサハ144 103→キサハ144-702となった車両。 洋式トイレ設置。 また付随車ではありますがキサハ144 103時代に冷房改造した際に発電用エンジンを設置。 付随車だからエンジン音がせず静かと思いきや発電エンジンが唸りをあげているため意外とうるさい… 14系客車のスハフやスハネフと同じような感じです。
定員62名
洋式トイレが1号車寄りに設置されています。
3号車 キサハ144-701
オハフ51 7→キサハ144 101→キサハ144-701となった車両。 定員64名。
2号車のキサハ144-702と共に発電用エンジンを搭載。
4号車 キハ143-701
オハフ51 27→キハ143 155→キハ143-701となった車両。 ラウンジスペース、車販スペース、バリアフリー洋式トイレ設置。
種車のキハ143がキハ141の増備車でキハ150に準じた強馬力仕様ということもあり気動車化された際に台車が新製されており編成唯一のボルスタレス台車を履いているのが特徴。
ワゴン販売は行わず乗客自らが車販スペースに出向き購入するスタイル。
これ以外にもグッズ等も販売しています。
こちらがグッズ販売コーナー。
4号車は車販スペースとラウンジが大部分の面積を占めていますが座席も18席設置されています。 この車両のみ台車が新しいのでおそらく一番乗り心地が良いはず‥ 下りと上りで乗り比べしてみようかと思いましたが4号車の指定席が押さえられなかったので断念。 車販も近いので乗るなら4号車は狙い目かも‥
4号車のバリアフリートイレです。
座席は画像のようなボックス席になっています。 内装はかなり手が加えられ種車の面影はほとんどありませんが窓は北海道仕様の二重窓でこのあたりが元51系客車であった名残を感じさせるところです。 開閉可能ですが車体が歪んでいるのか席によっては開けるのにかなりの力が必要な窓もあるようです。
それでは発車時刻も近づいてきたので車内探索はこれくらいにして席に座りましょう!
次回へ続く‥