昨日に続いてのEF65 1118の廃車回送の様子をアップしますが、本日は尾久駅での様子をアップしたいと思います。 EF65 1118にとって尾久は所属区である田端車両センターのある駅で住家のような場所です。 いつもはパンタグラフを上昇し後ろに何かを連結し関東一円を駆け回っていましたが今日はパンタも下がったままで赤い標識円盤がつけられ寂しそうな姿でした。
誘導員による入換で尾久駅東北2番に入線してきたEF65 1118の廃車回送列車です。 牽引機は高崎区のEF64 1053です。
EF64との連結面を見ると1118号機のヘッドライトがなんと点灯していました。 1118の最後の輝いた瞬間です! その場にいたファンの誰もができることなら廃車せず残してもらいたかったと思ったに違いありません…
ナンバープレートや区名札差にメーカーズプレートは取り外されておりナンバーの跡にはマジックで手書きでEF65 1118と書いてありました。 これを見るとやはり廃車なんだなぁという実感が湧いてきて寂しい限りです。
標識円盤が取り付けられ避雷器やエアコンからは錆も出ていてよく見ると傷んでいる様子がわかります。
入換も終わり発車を待つEF65 1118。 もうあと数分もすればこの住み慣れた我が家に帰ってくることはありません…
EF65 1118の後ろでは今回、廃車になるはずだったEF65 1105が訓練をしています。 1118の故障さえなければ、あと少しは元気な姿が見られたのにと思うと本当に残念です。 1118号機が1105号機に私の分まで頑張ってと言ってるようで泣けてきます。
そしてEF65 1053+次ムEF65 1118の配9637レが尾久を発車します。 この日は天気も悪く低い雲が立ち込めていたため東京スカイツリーも下の方しか姿を見せませんでした。
尾久を後にして長野へ向けて旅立つ1118号機。
これを撮影した後は後続の電車に乗って追いかけます。
続きは明日の更新でアップします。