ての字屋にチェックインして一休みした後は草津温泉のシンボル湯畑を散策します。 去年も同じように散策したような気がしますが、草津に来ると一度は足を運びたくなるのが湯畑です。 ての字屋さんから湯畑までは近くで歩いて2~3分の距離なのですぐに到着しました。 やはり宿から湯畑は近い方がいいですよね~ 休日ということもあり湯畑周辺は大勢の観光客で賑わっています。
母親はお土産を購入するといってホテル一井のお土産屋さんに行ってしまったのでその間に管理人は「白旗の湯」で一風呂浴びます。
白旗乃湯については以下のリンクから昨年アップした記事をご覧ください
チェックイン後に一風呂浴びなかった理由はこの白旗乃湯に入りたかったからです。 ての字屋さんのお風呂は湯畑源泉と自家源泉の2種類なので白旗源泉のお湯は入れません… 白旗源泉の湯に浸かりたければ白旗乃湯を引き湯している限られた宿に行くか外湯で入るかしかないです。 ただし今回は貴重な白旗源泉よりもさらに貴重なての字屋さんの自家源泉が堪能できるので楽しみは後に取っておいてまず白旗乃湯を楽しみました。 白旗乃湯から出て来ると母親のお土産漁りも終わったようでその後は去年は混んでいて断念した湯もみショーを見に行きました。
開演間近に入場したので1階席は満席で2階席から見ることにしました。
「くさつよいと~こ~、一度はおいで~♪」 歌に合わせて湯もみショーが始まります。 この後会場の観覧者の中から希望者は湯もみができるということでしたが、管理人は2階から眺めるだけでにしておきました。
すすきが揺れる秋の湯畑散策を終えて宿へ戻り、いざお風呂へ!!
まずは湯畑源泉の引いてある浴場へ行きました。
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)
ph2.1の酸性です。 メタケイ酸は216mgで豊富に入っています。 遊離硫化水素は7.1mgとそれほど高くはありません。
全体的に見ると様々な成分が少しづつ入っているのが草津の湯の特徴で、酸性泉なので殺菌効果も高そうです。
こちらが内湯で奥にチラっと見えるのが露天風呂です。 全12室の宿ということを考えると浴槽の広さは十分な広さがあると思います。 昨年泊まった「望雲」さんは万代鉱と西の河原からの引き湯ですので湯畑源泉のお湯がこのブログに登場するのは初ですね! 他の源泉と同じく酸性泉なのでピリピリ感があり酸っぱいところはいかにも草津の湯といったところです。
その後男女の浴室が入れ替わったので「ての字屋」さん自慢の岩風呂に行ってみます。
泉質は紙に隠れて見えず… 分析表を見る限り湯畑源泉と成分に大差はないので酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)だと思われます。
泉温が湯畑が51℃に対しで自家源泉の方は45℃と少し低めなので浴槽に注ぐにはちょうどよい位の温度です。
この岩から温泉が染み出してきて樋を伝って浴槽に入ります。 分析表の上では成分は同じようでもお湯の質感は湯畑とは異なり柔らかいような印象です。成分表上だとph2.0で湯畑よりわずかに酸性度が強いですが微々たる差です。 しばらく誰も入浴してなかったようで湯の華が浴槽の下に沈殿しており入ると湯船の中を舞い上がります。樋から流れ出ている源泉をなめてみたところ場所によって酸っぱさが違ったりして興味深いです。 一つ残念なところはこの岩風呂は一カ所しかありませんので男性用の時間と女性用の時間がわかれており旅館に滞在中いつでも入れるというわけではないところです。 それにしてもこの岩風呂は最高ですね! 「ての字屋」さんに宿泊したかいありました!
次回は食事編をアップします。