今回は旅行人山荘の温泉について詳細をアップしたいと思います。 旅行人山荘は霧島温泉郷丸尾温泉の宿の一つで単純温泉と単純硫黄泉の2種類のお湯が楽しめる温泉宿です。 良質の温泉もそうですが大浴場からの眺めや森の中の貸切露天風呂等、浴槽のロケーションが素晴らしいことが特徴の一つでこの温泉宿の一番のポイントといっても過言ではないでしょう。 チェックイン後、部屋に荷物を置いたあと真っ先にお風呂に向かったのは言う間でもありません。
大浴場(内湯・露天)
まずフロントのある2Fへ降りて奥の大浴場の案内に沿って進みます。
階段を降りて1Fへ行きます! (エレベーターもあります)
大浴場はこの日は夜12時までは男:錦江の湯、女:大隅の湯で0時~5時までの間はお休み。 翌朝5時からは男女の浴室が入替になり両方の大浴場を楽しめるようになっています。
二つの浴室の間には温泉分析書が掲示されていました。
まずは内湯に引かれているお湯の温泉分析書から…
泉質は単純温泉(低張性中性高温泉) pH6.8 で泉温62.4℃
成分的には特徴的なところは見られない…と思いきやメタケイ酸が262mgと非常に豊富に入っていました。 しかもお湯は単純泉=特徴のないお湯といったイメージですが、実際は非常に大きな湯の花が舞っていていかにも温泉らしいお湯でした。
次は露天風呂に引いてあるお湯の分析書です。
泉質は単純硫黄温泉(硫化水素型)(低張性弱酸性高温泉) pH5.5 泉温81.6℃
分析書を見る限り特別な成分は入っていないようですが遊離硫化水素が5.3mgなので硫黄泉になります。
硫黄泉ということでお湯は白濁した濁り湯です。遊離硫化水素の濃度もそれ程高くなく弱酸性の泉質も手伝ってかマイルドな感じの硫化水素型硫黄泉でした。 内湯の湯の花は大きい物が多数舞っていましたが露天風呂の方は細かい湯の花が多数舞っているのが特徴です。
どちらのお湯も成分が濃くないので湯あたりしにくくゆっくりと長湯するにはもってこいです。
白い濁り湯のように見えますが湯の花が舞っているため白く見えます。
露天は思っていたよりも広くはなく3~4人ほどしか入れません。 管理人が最初に訪れた時は貸切状態だったのでゆったりと入れました。 泉温は41℃位でぬるめのお湯で長湯にはもってこいです。 それにしても雑誌の表紙で見た景色そのもので絶景です。 ちなみに昨日アップした雑誌の表紙になっているのは大隅の湯の露天です。 錦江の湯は長方形の湯船に対して大隅の湯は楕円の岩風呂になっています。
夜、22時頃入った時は内風呂の浴槽は湯の花が少なく透明なお湯になっていました。
貸切露天風呂 赤松の湯
続いては貸切露天風呂赤松の湯です。 一休.comから予約を入れた次の日にさっそく旅行人山荘さんからあいさつの電話がありその中で貸切露天風呂の予約について案内がありました。 その際、人気の赤松の湯は16時半からならば空いているということで事前予約しての入浴です。 赤松の湯に入りたいのであれば事前予約は必須のようです。 16時半少し前にフロントに来てくださいとのことでしたのでその5分前にフロントへ行きます。
そこで部屋の鍵を渡しそれと引き換えに赤松の湯の鍵をもらい入口まで案内してもらいます。
この扉の奥に赤松の湯があります。
石段をおりて赤松の湯のある森に入っていきます。
鬱蒼と茂る森の中へ吸い込まれていくような感覚です。 昼間ならいいですが夜は少し怖いかも…
赤松の湯の到着です。
この小屋が脱衣所兼洗い場になっています。
洗い場はボディソープ・シャンプー・リンスの3点セットがあります(全浴室共通)。 シェービングクリームはありませんので自前で用意する必要ありです
赤松の湯には露天と同じ硫黄泉がひいてあります。 運がいいと野生の鹿が見られるそうです。 入浴中に鹿がきたら運がいいというよりかは怖いかと… 入浴時間は45分間なのでちょうどいい時間だと思いました。
新鮮なお湯がドバドバ注がれています!
飲泉・足湯 その他
赤松の湯に行く途中には飲泉場がありました。 一口飲んでみると余りおいしくない味がします。 美味しい温泉水なんてきいたことないですけどね…
龍石の湯という足湯もありました!
遠くに桜島が見える絶景足湯です。
大浴場の入り口の前にはこのような椅子とテーブルがおいてあり休憩や待ち合わせができるようになっていました。
休憩所の奥には無料のマッサージチェアもあります。 ただ少し古いようで動作時には大きな音がします… いずれにせよ無料というのはありがたいです!
2Fお土産売場の隣には無料で冷たい水が飲める場所がありました。 お風呂上りの水分補給の冷水は最高ですね!
旅行人山荘 お風呂編はここまで! 次回は食事編をアップする予定です。