上ノ湯
まずは今回宿泊した丸屋旅館の通りを挟んだ目の前にある上ノ湯です。 肘折温泉の宿泊客は各宿で配布してある無料入浴券を利用することで無料で入ることができますが管理人が宿泊した丸屋旅館では部屋のテーブルに置いてありましたのでこれを利用して入浴しましたが、丸屋旅館の宿泊客にとっては旅館のお風呂の一つのような感じで利用できるのがありがたいです。 ちなみに営業時間は朝8:00~18:00までと早くに閉まってしまうので夕食の前に入浴するのがベターかと…
ちなみに宿泊客以外の入浴料は大人250円小人100円となっています。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉でph6.4の弱酸性。 成分としてはナトリウムイオンが555mg、塩素イオン624mg、炭酸水素イオン685mgで遊離二酸化炭素が456mg入っているのが特徴です。 軽い炭酸泉といった感じですがシュワシュワ感は特になしです。 メタケイ酸も119mgと100mgオーバーで肌には良さそうです。
丸屋旅館のお湯は濁り湯でしたがこちらは無色透明でした。
カルデラ温泉館
続いては翌日、チェックアウト後に入浴したカルデラ温泉館です。 こちらは入浴よりも飲用の炭酸泉が目当てで訪問してみました。
チェックアウトしてそのまま向かいましたが、なんと営業開始前で少し待つことに…
浴場の入り口の前には炭酸泉が飲めるようになっています。
遊離二酸化炭素が881mgと高い数値になっています。 実際に口に含んでみるとシュワシュワ感がありますがコーラのような炭酸のキツい感じはしませんでした。 泉温は9.4℃でph4.4の酸性泉です。
こちらは浴槽に注がれているお湯の温泉分析書です。 こちらも遊離二酸化炭素が573mg入っていますが泉温が高いため炭酸が抜けてしまっているような感じです。泉質はナトリウム-塩化物温泉(低張性中性高温泉)となっていますが炭酸水素イオンも381mgある程度含有しているようです。 メタケイ酸も118mgとたっぷり含んでいるのでお肌にはよさそうなお湯でした。
この後は酷道…ではなくて国道458号線十部一峠経由で寒河江へ