肘折温泉を後にして帰路につくわけですが肘折温泉から寒河江へダイレクトに抜ける国道458号線を通ることにしました。 この道路はの酷道マニアの方には有名で十分一峠付近には日本唯一となった未舗装区間が残るダート酷道です。 この道路山形へ転勤して間もない頃に一度走ったことがありますが、その時以来の訪問です。
今回は現地に着くまで国道458号線肘折~寒河江間は災害通行止めだと思っていたのですが、復旧工事が終わり通行可能になっていました。
宿の人曰く、今年は冬季閉鎖が解除された直後に大雨による災害通行止めになり最近になってようやく開通したとのこと…
それではさっそく肘折温泉側から十分一峠へ突入してみます。 道幅が広いのは数百mのみです。
肘折温泉から酷道458号線にり程なくすると冬季閉鎖用ゲートが現れます。 最近まで災害通行止めだったため、通行止めの表示がゲートに残ったままですが道路は開通していました。 ここから先は車が1台通れる程の道幅が寒河江側のゲートまで延々と続きます。
少し峠に向かって走ると、この酷道最大の特徴、未舗装区間の登場です! 記事の冒頭でも触れましたが、車が通行可能で未舗装区間のある酷道はこの区間のみです。 まぁ未舗装といっても固く締まったダートなので走り難いわけではありません。
木々の間を抜ける林道のような雰囲気の道路を峠に向かって車を進めます。
峠に近くなるにつれ山もだいぶ色づいてきました。
郡境まで15キロの標識が出てきました。 狭隘路で部分的に未舗装の15キロはとても長く感じます。
道路が新たに舗装されている区間がありましたが災害箇所でしょうか??
峠付近のダートは固く締まってはいるものの走行ライン以外は小石が多く、二輪車で通行する場合は注意が必要です。 横に乗っている母親はこの悪路にただただ驚くばかり…
ようやく十分一峠に到着しました。 寒河江市の看板が曲がって変な方向を向いてます。
十分一峠からは狭いながらも舗装路をしばらく走ると寒河江側ゲートが姿を現しました。 肘折温泉から寒河江側ゲートまで1時間以上かかりました!! 久々に十分一峠を走りましたがこの道路は肘折温泉側からより寒河江側からアタックした方が奥に行くにつれ道路条件が厳しくなるので楽しめるような気がします。 訪問の際は寒河江側から入ることをおすすめします。 この後は寒河江の道の駅でお土産を買い、会津西街道経由の一般道ルートで家に帰りました。