2022大東諸島紀行 その4

シュガートレイン廃線跡巡り

南大東郵便局の訪問を終えた後は北大東行きの飛行機まで4時間ほどあるのでシュガートレインの廃線跡巡りをすることのしました。 南大東島のシュガートレインは1983年に廃止になるまで現役だった沖縄県の鉄道です。 管理人が生まれた時はまだ現役だったということは同じ時代を僅かですが共にした鉄道ということで感慨深いものがあります。

2号ポイントレール

まず最初に訪れたのは2号ポイントレールと呼ばれる島の南部にある線路跡です。 このような線路跡が島内に4箇所残っているそうなので順番に見ていきます。

一周線(南線)3号集積場跡

元集積場だったようでレールの先は防風林になっているようです。

説明板

レールの脇には説明板が設置されていました。

線路跡

線路の跡は野に帰っていてよくわかりません。

2号機関車

続いては市街地に保存されている車両たちを見ました。 こちらは2号機関車。

シュガートレイン説明

今も現役だったら結構な数のマニアが訪れていたに違いないシュガートレイン。

客車??

貨車や客車のような車両も展示されていましたがどれも老朽化しており保存状態がよいとは言えない状態でした。

機関庫跡

市街地にはかつての機関庫だった建物が倉庫として再利用されています。 この時はさとうきびの収穫の真っただ中ということで重機やらトラックが倉庫の周りで作業していました。

一周線(北線)18号集積場跡

次は市街地の北に位置する18号集積場跡です。 ここは道路と並行して線路跡があるため少しわかりにくいです。

説明板

ここにも説明板がありましたが内容はほぼ同じことが書いてありました。

一周線(北線)9号集積場跡

元は踏切だったようです

説明板

説明板のところで線路が切られています。 現役時代はどのように線路が伸びていたか気になるところであります。

このシュガートレインですが一時期、観光鉄道として復活させる計画があったそうですが採算が取れないという理由から復活を断念したそうです。

日の丸山展望台

説明板

島の南に位置する日の丸山展望台です。

日の丸山展望台

階段を上がって展望台に上ると…

展望台からの景色

南大東島が一望できます。 画像は展望台から見た村の中心部方向ですが、サトウキビの島だけに周囲はさとうきび畑だらけです。

バリバリ岩

説明板

島の北部に行くと、バリバリ岩という岩の裂け目があります。

バリバリ岩

岩の間に木が生えている不思議な空間が広がっています。 大東諸島にはハブ等のヘビはいないのでこのような鬱蒼とした場所に入っていけますが、ハブの生息する島だったら間違っても行こうとは思いません…

バリバリ岩の奥

さらに億に進むとジャングルのような感じになっていました。

洞窟

その奥には洞窟があり奥から光が差していますが急な坂だったためこれ以上、奥に進むのはやめて引き返しました。 ちなみにこの奥に行くと岩の裂け目からヤシの木が生えているスポットに出るそうです。

旧南大東空港

旧南大東空港

旧空港の跡地ですがここでは「コルコル」というラム酒(帰りに南大東空港でお土産に1本買いました)を製造しているそうです。

南大東島での昼食

元祖大東そばを食べようと思いお店に出向いたところなんと臨時休業ということで別のお店を探してみるとお食事処 光という店が営業していたので入ることにしました。

外観

お昼に営業している飲食店はこの1件だけのようで選択の余地ありません。

メニュー

刺身丼

オーダーしたのは刺身丼。 マグロにオオマチ等、食べたことない魚が入った刺身丼でしたが、これがまた美味い! きっと関東では店頭に並ばないような熱帯魚を食べてるんだろうなぁ…

大東寿司

この後はJAのスーパーに行ってみると大東寿司が売っていたので購入。 大東島の名物でサワラ、マグロ等のネタにタレを染み込ませて握った島の保存食です。 那覇空港の空弁でも売っているので大東島に来なくても那覇空港で雰囲気だけは味わえますが… やはり本場で食べたいですよね!

この日のお昼は刺身丼+大東寿司でした。

お昼を食べ終えた時点で時刻は13時なのでバイクを返却する時間まではまだ1時間ほどあります。

南大東漁港

信号機

島に一つだけある信号機で押しボタン式です。 交通整理のための信号機というよりかは子供教育目的で置いてあるようです。

星野洞を見学しに行きましたがコロナ禍で休業中ということで漁港に来ました。

南大東漁港入口

日本で唯一の構造をした漁港があるそうで…

南大東漁港

岩盤掘込み式漁港という構造だそうで岩をくり抜いて漁港を作ったそうです。 漁船位の小さな船ならこのようにすれば入港できるようです。 この大きさだと旅客船は厳しそうです。

夕日の広場

夕日の広場 入口

漁港から海沿いの道路を市街地に向けて走っていると夕日の広場という看板が見えたので入ってみました。

夕日の広場

広場には車が駐車でき屋根つきの休憩所がありました。 ここから見た南大東島の海岸です。ゴツゴツしたサンゴの岩で覆われていてとてもでないですが海に降りることはできません。

この後は島で唯一のJAのスタンドで給油をしますが、この島にはハイオクガソリンがないそうでレギュラーと軽油のみだそうです。 ガソリン仕様の欧州車はお手上げです!

バイクの返却時間が迫ってきたので空港に戻ります。

次回は日本最短航空路 南大東~北大東線の搭乗記をアップします。

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ヘッドマーク掲出が終了する仙台シティラビット
旅名人の九州満喫きっぷ紀行 その2
さようなら留萌本線、一足早いお別れ紀行 その2 ホテル&夕食編
関西本線で103系を撮影
JR北海道737系12連の甲種回送と庄内空港にてANA機を撮影
陸羽東線を検測運転するマヤ50
鶴見線の朝
日光線を検測するE491系East i-E 復路編
三保三隅を行くキヤ141
EF510-509牽引のカシオペア
もうすぐ見納め?! 勝田の415系
キハ141PP牽引江差線マヤ検
クリコガの大カーブを行くEF510-513牽引の北斗星
雨晴海岸を行くキハ40
旅名人の九州満喫きっぷ紀行 JR九州と松浦鉄道 一眼レフ撮影分

スポンサーリンク

Menu

HOME

TOP

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。