雪の季節を前に来年3月で一部区間が廃止予定の留萌本線を撮影&乗車することを目的に渡道しました。 今回は1泊2日の行程でJALダイナミックパッケージ利用し航空券と宿を手配し、レンタカーはオリックスの株主優待プランを利用で極力経費を抑えることにして出発の日を迎えます。
いつものようの夜な夜な下道を走り未明の羽田空港へ到着。 仮眠を取り5時30分にチェックインしプレミアラウンジへなだれ込みます… 羽田のプレミアラウンジですが先月からハーゲンダッツの提供が終了したらしく冷凍庫ごと無くなっていました… 残念すぎる… 今回はラウンジ入ったら食べ物ではなくマッサージチェアに直行し昨日までの激務の疲れを癒しますが、少しウトウトしたらしく気づくと出発時刻30分前に… あわててラウンジを退出しゲートに向かうとちょうどボーディング開始となるところでした。
搭乗したJL551便はほぼ定刻通り旭川空港に到着。 レンタカーを借りルート上にある郵便局を訪問しつつ深川方面に向かいます。
深川へ向かう途中に訪問した神居古潭簡易郵便局はなんとガソリンスタンド併設でした。 ナビを設定していたにもかかわらず通り過ぎてしまいグーグルマップで場所を確認するとガソリンスタンド内にあることが判明Uターンして無事に訪問できました。
撮り鉄
4926Dを真布~石狩沼田間で適当に撮れる場所を見つけて撮影しますが沿線は草が高く綺麗に撮影できる場所はほとんどありません。 たまたま見つけた踏切でカメラを構えると列車通過直前に太陽が雲間から姿を現したところへキハ150-5単行がやってきました。 個人的にキハ150は好みですが留萌本線はキハ54のイメージが強いです。 晴れてはいるものの背景の空は黒い雲に覆われておりこの後晴れは期待できそうにもありません。 この後は沼田郵便局を訪問した後、峠下駅へ向かいます。
峠下の駅を俯瞰するポイントに行こうかと思いましたが天気が悪いことと列車が交換するわけではないので俯瞰はやめて周囲で撮影できそうな場所を探しますがこれといった撮影地は見つけられず駅撮りで妥協することに…
峠下駅発車直後のキハ150-5を駅名板と絡めて撮影してみました。 留萌本線
次の16時台の列車は露出が無いのでこの日の撮り鉄的活動はこれにて終了。 留萌市内の郵便局をまわりつつ今晩の宿であるホテルニューホワイトハウスにチェックインし徒歩で留萌駅に向かい撮り鉄から乗り鉄に変身します。
乗り鉄
ホテルから駅までは徒歩で10分程で到着。 改札前には10人程の列ができていましたがほとんどがお別れ乗車に来たと思しきファンでした。
留萌発16時17分の4928Dに乗り深川を1往復します。 先ほどまで被写体となってくれたキハ150-5に乗り込みます。
現在の留萌駅は棒線化されており1番線のみの使用となっており、2番3番ホームに向かう跨線橋は閉鎖されていました。
現在は使われなくなった2番3番ホーム。
列車は定刻通り留萌を発車。 日没を迎えすぐに暗くなってしまったため車窓は楽しめません。 前回の留萌~増毛廃線時は日中の乗車だったため今回は夕方から夜にかけての乗車ですが、通学時間帯にもかかわらず学生の姿は見られず… 学生が乗らなくなっては廃線も止む無しか…
約1時間弱の乗車で終点の深川には17時15分に到着。
下車する前に撮影したキハ150-5の車内です。 1+2配列のクロスシートで出入口付近はロングシートになっています。
深川駅4番線に到着したキハ150-5
折り返しの4931Dの発車は18時09分ですが4番線には普通列車が入ってくるので引き上げた後に6番線に転線します。
6番線で発車を待つ4931D。 深川駅の6番線から発車する列車はこの4931Dのみ。
6番線は今では少なくなった低床ホームです。 出入口とホームの段差が大きいです。
先ほど乗車した4928Dは鉄道ファンが大勢乗っていましたが4931Dは下校する高校生輸送列車で鉄道ファンは車内を見渡す限り管理人のみといったところで客層がガラリと変わりました。 その学生たちも大半が石狩沼田までで下車してしまいそこから先、終点の留萌までは数名が乗車するのみで途中駅からの乗車は皆無でした。 深川~石狩沼田間は高校生の需要があるのですぐに廃線にしない理由がわかる気がしました。
終点の留萌には19時09分に到着。これにて留萌本線のお別れ乗車は終了。
この駅も今年の冬が終わるころには役目が終わるんだなぁと思いつつ無人の改札を出ました。
改札の横においてあり目を引くKAZUMOちゃんと数の子のオブジェ。 特に木製の数の子のオブジェは色が茶色で少し気持ち悪い感じが…
雨が雪に変わりそうな気温の夜の留萌の街を歩き夕食を食べに近くの寿司屋へ向かいますが当てにしていた店は臨時休業や定休日で営業しておらず、一度ホテルに戻ります。
次回に続く…