従来の国鉄形機関車を淘汰すべく各地で試運転をしているGV-E197系ですがこの日は12系を牽引し高崎~水上を1往復するということで撮影に行ってきました。 当日は前日までの仕事の疲れからか起床遅延をしてしまい、往路は高速にて沼田へ直行。 後閑~上牧の築堤に行くも草が伸びて撮影できるような状態ではなかったために沼田~後閑のたんぼにてGV牽引の12系が来るのを待ちます。
沼田~後閑
SLと似たような時刻で走ってくるため往路はどこも光線状態はよくありません。 先行の731Mですがサイドは潰れてしまっています。
731Mよりは若干光線状態は良くはなったものの夏場の昼前ということもありイマイチな感じです。
上牧~水上(諏訪峡)
後閑、上牧と停車している隙に追い抜くことに成功したので逆光ですが手持ちで撮影しました。
ピカピカのGV-E197とは対照的にオハの屋根は錆が浮いていて痛々しい状態でした。
水上
スジに余裕があるのかゆっくり走っていたので水上駅進入するところをさらにもう一発仕留めました。 この後は水上駅へ…
水上駅では3番線に新津工臨の返空が停車していたので無理矢理GV-E197とキヤE195の並びを撮影。 国鉄形機関車を追い出す2種類の車両の競演。
折角なのでレールキヤと12系の並びも撮影してみました。 この後はこのレールキヤを撮影すべく駅を出て上牧駅の対岸から俯瞰するポイントに移動しますが…
お目当てのポイントは高圧送電線が建設され撮影地消滅となってしまいました… 急いで上牧駅へ向かうも時既に遅しでレールキヤを取り逃がしてしまいました。
復路までは時間があるので温泉に入り時間を潰します。
上牧
復路はお目当ての撮影地が撮れなくなってしまったので上牧駅先端から撮影することにしました。
先行の742Mを撮影。
そしてお目当てのGV-E197×2+12系5Bの試運転列車がやってきましたが下り線の線路のみが草に埋もれてしまっているため単線区間を走行しているような画像になりました。
上牧駅で1分ほど停車するので後ろからも撮影しますが後ろ姿は国鉄時代を彷彿させます。
令和の新型牽引車と昭和の客車の組み合わせ。
12系ではなく旧客を使用して試運転もやって欲しいところです。
GVが重連で12系を牽引する姿は機関車ならずとも見応えありで、そのうちSLみなかみ号ならぬGVみなかみ号やGVばんえつ物語号などが走る日がやってきそうな気配を感じずにはいられませんでした。
当日お会いした皆様、お疲れ様でした。
※撮影日 2024.6.5.