前日のBE220肥薩・吉都線検測撮影後は青島温泉に1泊し翌日、日南線検測の撮影ですが、青島温泉は日南線検測があるから宿をとったわけではなく、先に飛行機と宿を取った後に日南線検測があるということが判明したというスーパーラッキーでした。 本来は青島温泉に泊まり日南と宮崎市内でマンゴー漁りをする目的だったのですが、マンゴー漁りはやめにしてBE220が来る前に南郷の道の駅に寄り最低限のマンゴーを購入し目星をつけていた油津~大堂津間の海を絡めて撮影できるスポットを目指します。
油津~大堂津
地元の同業者がいたのですんなりと場所を見つけることができカメラをセット。 BE220が来る前にキハ40の快速「日南マリーン」がやってきました。
程なく大堂津で快速「日南マリーン」と交換してきた普通列車がやってきましたがナッシートレインラッピングのキハ40 8099でした。 ただ遠めに撮影しているためこの画像からはラッピングまではよくわかりませんでした。 普通の黄色の日南色の方がよかったかも…
BE220がやってきました。 大目玉側が先頭ということでアングルを変更し縦位置でさらに望遠気味にしてみました。 若干、陽炎と霞が気になるものの梅雨の時期の晴れ間に当たり晴れで撮影できただけでも大満足でした。
同じ場所から三脚からカメラを外し手持ちでさらに1カット撮影。
榎原~日向大束
この後は日向大束で1時間30分程停車があるので日向大束駅に向かいますが、榎原駅手前でBE220を追い越すことができたので、適当に撮影できそうな場所をさがし撮影しました。
鉄橋上1両しか入りませんが撮影できそうな場所があったので手持ちで撮影。 撮影してから気づきましたがデッキガーターの柵が足回りにかかっていたり車体に細い電線がかかっていたりとよくみると粗もありますが雰囲気的には悪くない画像になりました。 ちなみにこれよりカメラを下に振ると民家の屋根が構図に入ってしまいます…
本当は榎原郵便局を訪問してから日向大束駅に向かう予定でしたが郵便局より手前でBE220を追い越したために郵便局はスルーしてしまい、一局だけポツンと残す結果になってしまいました…
日向大束
晴れると光線状態が良くないので太陽が雲の中に入り影が消えたタイミングを見計らって撮影です。
1エンド側と3エンド側で全く表情の違う車両なので復路だけ撮っておしまいというわけにはいかない車両です。 DE10を撮影する時に1エンド先頭派と2エンド先頭派が分かれるのと同じような感じを受けます。
軌道検測装置と思われる機器からはサーチライトが点灯しており、明るく線路を照らしていました。
3-4エンド側の運転台廻りは無骨な検測機器が取り付けてあり物々しい雰囲気です。
貫通路上部には建築限界検測用のものと思われる装置が取り付けてありますがこれをNゲージで再現するとなるとかなり厄介だなぁと感じました。
福島高松~大隅夏井
日向大束駅での撮影と車両観察を終えた後は大隅夏井駅近くの国道沿いのポイントへ移動。 カメラをセットすると背後から福島今町でBE220と交換予定の1938Dがやってきました。
日向大束から先は列番が試9991Dから試9993Dへと変わったBE220がやってきました。 BE220の大目玉顔を正面から写せてかつ背後に海も入るというまさにこの車両向けの撮影地です。
志布志~大隅夏井
復路は2025年春の青春18きっぷのポスターアングルで撮影してみました。 ポスターのと比べると手前の草木がのびていて線路を隠してしまっていますが何とか撮影できました。 手前の草をカットすることを考えると縦アングルではなく横アングルで普通に撮影した方がよいのですが、ポスターと敢えて同じように撮影してみたかったため縦アングルにしました。
ポスターのアングルから少し立ち位置を変えると後追いですがこのようなカットも撮影できます。 望遠レンズで築堤のみ切り取って人工物を排除するか、広角レンズを使い海と漁港も入れて風景的に撮影するか迷う場所でした。 ちなみに標準レンズだと漁港まで入れることができませんでした。
この後は有名な南郷城跡俯瞰に行きたかったのですが、それを撮影するとレンタカーの返却&飛行機に乗り遅れるリスクがあるため撮影はここで終了、熊本空港へと向かいました。
当日、お会いした皆様、暑い中おつかれさまでした。