今回の2日間にわたる局巡りの最後に訪れたのが長野県下諏訪町にある毒沢鉱泉でした。 下諏訪というと下諏訪駅前に広がる下諏訪温泉がメジャーな存在ですが下諏訪の街から和田峠に向かい北上していくと途中に毒沢鉱泉なる少し怖そうな名前の鉱泉があります。 湧出温度が4.2℃と冷たいため温泉ではなく鉱泉です。 以前は神の湯、宮乃湯、沢の湯という3カ所の施設があったようですが現在では沢の湯が廃業してしまったため神の湯と宮乃湯の2カ所のみが営業しているようですね! 当初は神の湯に行こうかと思いましたが当日は休館日ということもあり宮乃湯へ行きました。
今回は日帰り入浴でお邪魔しましたが宿泊することもできます。 玄関を入るも誰もおらず館内はBGMが流れている以外は静まり返っています。 誰もいないのかと思いきや、少しすると奥から宿の方が出てきました。 フロントにて日帰り入浴料800円(入湯税50円含)を支払い浴場へ!
浴槽は1つで露天風呂は無し、利用はしませんでしたがサウナがありました。
オレンジというか赤褐色というか何とも言えない不思議な色をした濁り湯です。
浴槽の横には飲泉できるようになっていました。 試しに一口飲んでみたところ、マ…マズイ… めちゃ酸っぱい…しかも鉄っぽい味が… さすが日本一マズイといわれるだけあります… 以前、岩手県の国見温泉石塚旅館を訪問した際に飲んだ温泉よりもマズイような…
成分分析表によると源泉はph2.53の酸性泉ですがお風呂のお湯は加水されているせいかそれほど酸味は感じませんでした。 源泉の成分濃度が非常に高いため加水してありますと分析表にも書いてあります。 飲泉の方は加水してないようなので非常に酸味が強いです。 仮に加水なしの加温のみの湯に浸かったどんな感じなのでしょうか…
泉質は含鉄(Ⅱ)-アルミニウム‐硫酸塩冷鉱泉で飲用の効果は貧血だそうです。
非常に個性的なお湯ですので諏訪湖周辺を訪れた際はぜひ毒沢鉱泉に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
個性的な毒沢鉱泉を満喫した後は栃木へ帰りました。 普段ならば下仁田経由で帰るのですがこの日は金曜日ということもありソフトバンクラッキーフライデー特典のサーティワンを引換にイオンモール佐久平に立ち寄ってから碓井バイパス経由で帰路につきました。 途中高崎市内で事故渋滞にはまり家に着いたのは23時前でした。