八戸でリゾートあすなろを下車した後は次の列車まで1時間程ありますが、この日はちょうど八戸線のレストラン列車「TOHOKU EMOTION」が運転される日でちょうど良いタイミングで1番線に入線してきました。 なので改札を出ずにホームでTOHOKU EMOTIONの車両観察をして時間を潰すことに…
一度乗ってみたいTOHOKU EMOTIONですがもちろん今回は乗らずに見るだけ… シェフ達が手際よく食材等を積み込みお客様を迎える準備をしていました。 そして車両観察しているとあっという間に時刻は11時になりました。 11:05発のTOHOKU EMOTIONの発車を見送ってから11:13発の盛岡行きに乗車です。 TOHOKU EMOTIONは人気列車だけに満席のようでした。 そして管理人を乗せて盛岡行き普通列車は定刻通り八戸を発車。 北高岩、苫米地と各駅に停車して行きます。 そういえばこの区間を昼間乗るのは初めてです。
八戸~盛岡間は山間を走行するため沿線の景色はいいですが、車両がロングシートなのは少し残念です。
青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道の境界駅である目時に停車しました。 ここから先はIGRいわて銀河鉄道になりますが列車は直通運転なので乗り換える必要はありません。
目時駅では時を同じくして下り列車が入ってきました。 管理人が乗車している車両は青い森701系ですが対向列車はIGR7000系のようです。 どちらも基本的にJR701系と同じ構造となっています。
目時駅を発車して橋を渡りますがここから先は岩手県に入ります。
金田一温泉、斗米と停車して東北新幹線の停車駅でもある二戸に到着です。
二戸から先はさらに山深くなり小繋を発車して十三本木峠を越えます。 かつての難所もいまの新型電車では難なく越えて行きます。
奥中山高原駅へ停車。 ここから先は盛岡へ向かう乗客が乗ってきて駅に停車するごとに乗客数が増えてきます。
盛岡に近づくと車窓からは岩手山がはっきりと見えました。 滝沢を出るころには座席はすべて埋まり立ち席が出始め、終点の盛岡到着時にはけっこうな乗車率です。
盛岡にはほぼ定刻通り12:59に到着。お世話になった青い森701系をiPhoneでパチリ。 ここから先は東北本線の普通一ノ関行きに乗りかえますが13:08発と時間がありません。 IGRいわて銀河鉄道からの乗り換えとなるとIGRの改札を出てJRの改札から再度入場し直す必要があり少々面倒です。 それでも9分あるので歩いても乗り継げますが乗り継ぎ列車の座席はすべて埋まっていて座れませんでした。
結局座席にありつけたのは花巻からでした。
前沢付近では北上川が線路のすぐ横を流れていますが住宅街と田園風景の繰り返しで景色的にはIGR線内よりは面白くありません。 しかもこの区間の東北本線は基本ロングシートの701系なので乗り鉄には不評の区間です。 一ノ関には定刻通り14:35に到着。
ここから先は14:41発の小牛田行きに乗りかえますが待っていたのは2両編成の701系1500番台車でした。 個人的には719系を期待したのですが… これで小牛田まではロングシートの旅が確定です。
一ノ関を発車した列車は小牛田に向けて南下します。 この画像の場所は撮り鉄には有名な有壁~清水原間の熊口踏切を車両後方から撮影したものです。 この日は天気は良かったですが撮り鉄はいませんでした。 列車は各駅に停車しながら15:28定刻通り終点小牛田に到着。
跨線橋を渡り2番線に行くとそこへ待っていたのはまたもや701系でした。 今度は仙台行きなので4両編成にパワーアップ! よく見ると先頭の2両は仙台の701系ではレアな100番台車でした。 100番台車は2両×2本、計4両のみの在籍です。 外観上の特徴として貫通扉がステンレス無塗装なことがあげられます。 乗ったらロングシートなので他の701系とそれほど変わり映えしませんが…
日もすっかり西に傾いた小牛田の車両基地にはたくさんの気動車たちが休んでいます。 ほとんどがキハ110系ですが手前には「ふるさと」が止まっていたり、奥の方にはキヤE193系East i-Dも休んでいるのが確認できます。
管理人を乗せた列車は定刻の15:42に小牛田を発車。 松島駅の先では今年新設された仙石線との連絡線を見ながら終点仙台を目指します。 車内も小牛田を発車した時はまばらだった乗客も駅に停車するごとに増え仙台に到着するころには通勤電車並みの混雑になりました。 仙台へはほぼ定刻通り17:01に到着しました。 そういえば今日は朝から秋田・盛岡・仙台とJR東日本各支社の701系を乗ったことになります。 しかも0番台、100番台、1000番台、1500番台と狭軌用の701系の各番台区分もすべて乗車するという701系尽くしの旅となってしまいました。
次回に続く…