今日は関西空港を訪問した帰りに大阪南部にある水間鉄道を乗り潰ししたのでその時の様子をアップします。水間鉄道と言えば南海電車の貝塚駅から水間観音駅までの僅か5.5kmの距離を走るミニ私鉄ですが今回は水間観音~貝塚までの乗車記となります。 それでは水間鉄道の旅へ行ってみましょう!
水間観音駅は重厚な外観の駅舎でした。
11:37分発の貝塚行き電車にのるために1日乗車券(600円)を買います。 純粋に往復するだけならば普通乗車券を買った方が安いですが(全線1往復すると580円)1日乗車券だと記念に持ち帰ることができるので管理人は基本的には1日乗車券を買うことにしています。 窓口で「1日乗車券くださ~い」と言うと駅員氏曰く「600円ですが、使います?」との返事が… 使います?って普通、その場で使うだろうと思って「これから乗車するのですぐ使います!」と返事をすると日付を入れて渡されたのがこれでした。
凄い萌え系の1日乗車券だなぁと思い駅の構内に入ってみるとそこには記念1日乗車券販売のポスターが…
いまいち萌えない娘ロボットガールズZ選抜総選挙祝3位記念1日乗車券という記念きっぷで限定200枚のようです。 これを見た瞬間に先ほど駅員氏はすぐに使うかどうか聞いてきた理由がわかりました。 ちなみに管理人のきっぷはNo.0156でしたので売り切りも近いのでしょうか… キャラと会社のイメージがミスマッチのような感じもしますが面白い記念乗車券が手に入ったのでラッキーと思いながら、貝塚行きの電車が入線するのを待ちます。
水間観音駅に到着した貝塚行き電車。 駅名板と絡めて撮影しましたが自販機が堂々と写りこんでしまいます…
やってきたのは青のラインが入った1003F。 貝塚寄り先頭車のデハ1003に乗り込みます。 そして僅か5.5kmを15分程で終点の貝塚に到着しました。
貝塚で改札を出た後はすぐに折返しの水間観音行きに乗車します。
再び改札を通り先ほど乗車した1003Fに乗り込みます。
貝塚寄りの先頭車デハ1003には開業90周年記念ヘッドマークが取り付けられていました。
デハ1003の車内には誰も乗っていなかったので車内を撮影。 ワンマン乗車口が先頭車両の3つあるドアのうち、中央ドアになっているのが特徴です。
運転席とは逆の連結面側にも案内表示器が設置されていました。
列車は貝塚駅を発車すると15.86‰の勾配を登り貝塚市役所前駅へ進みます。そして国道26号線の下をくぐり近義の里(こぎのさと)につきます。 沿線は貝塚市内の住宅街の軒先をかすめ通るような感じで水間鉄道が生活路線として溶け込んでいるような感じがします。 近義の里~石才のほぼ中間地点でJR阪和線の下をくぐりますが阪和線との接続はありません。 沿線は住宅地ですがところどころ住宅の中に畑が点在しているような郊外の雰囲気です。 水間鉄道はほぼ全線がこのような雰囲気です。 石才の次は難読駅の清児(せちご)です。 管理人は駅につくまで読めませんでした… 清児を出ると次は水間鉄道唯一の途中交換駅の名越です。 これも「なごし」ではなく「なごせ」と読みますが駅の前後は急カーブとなっています。
名越では対向列車とすれ違ってすぐに発車。
名越駅を発車するとすぐに制限30キロの急なS字カーブがありますが建物との距離も近く面白いところです。森、三ツ松、三ヶ山口と停車しますがこのあたりは乗車客より圧倒的に降車客の方が多いです。
三ヶ山口を過ぎると国道170号線を過ぎて進行方向右手に車両基地見えると終点の水間観音駅に到着です。
これからも地域住民の生活の足や水間観音への参拝客の足となって頑張ってほしいものです。