飯山線に写真撮影に来た際に野沢温泉外湯で朝風呂をいただいた時の様子をアップします。 野沢温泉は長野県北部の新潟県と接する野沢温泉村の中心にある温泉です。 以前、鉄道写真撮影のついでに何度か入浴していますが今回は約10年振りくらいの入浴です。 それでは早朝の野沢温泉へ行ってみましょう!
駐車場について
今回は横落交差点の角にある中央ターミナル駐車場を利用しました。 画像の通り営業時間は7:30~18:30で1回500円となりま:す。 外湯は朝5:00から入れるのですが、駐車場の営業時間前の7:30以前に駐車したい人はどうしたらよいの?? という人のために…
無料の時間外駐車スペースが設けてあります。 ただし画像をよく見ると駐車は1時間以内とのことです。
外湯を1カ所入るくらいならば1時間あれば問題なくできると思います。
ちなみに管理人が駐車場に到着した時刻は… えーっと午前7時を回ったところ… この時点で料金はかかりませんが微妙な時間です。 ひとまず時間外駐車スペースに車を止めて駐車場の向かいにある外湯に行きます。
横落の湯
1カ所目の外湯は中央ターミナル駐車場から徒歩20~30秒、駐車場の道路を挟んだ向かいにある「横落の湯」に入りました。 営業時間外の1時間以内の駐車でもここなら間違いなく1時間あればゆっくり入ることができますね。 それでは入口の横にある賽銭箱に寸志を入れていざ中へ!
各外湯にはこのような注意書きの書いたポスターが掲げられてます。
こちらの外湯には温泉分析書が2種類掲示されていました。 よく見ると綺麗な2枚目の方が平成10年1月のもので1枚目の方が2014年のものとなっており温泉分析書1を信じた方がよさそうです。
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性アルカリ性高温泉)。 ph8.8
硫酸イオンが529mg、硫化水素イオン5.2mg入っているのが特徴。溶存ガス成分としての硫化水素は無しのようなので硫黄型の硫黄泉でもあります。 成分総計1.059g/kgでギリギリ単純温泉にならうずに上記の硫酸塩泉になったようです。 ちなみにメタケイ酸は104.1mgと100オーバーで硫黄にアルカリ性のお湯なので美人の湯です。
お湯がドバドバと注がれ浴槽から溢れ出ています。 誰も入っていなかったようで湯の温度は体感的には44℃位はありました。 無色透明で硫黄の香りがする柔らかいお湯で万座のように白濁した硫黄泉とはまた違いマイルドな硫黄泉です。 熱いので長湯はできそうにもないので横落の湯を後にして次の外湯に行きます!
大湯
次に向かったのは野沢温泉の外湯の中でも人気の「大湯」ですが、その前に時刻が7時30分になったので中央ターミナル駐車場で駐車料金500円を払ってから大湯に向かいます。
大湯に向かう途中にふと足元のマンホールを見ると長野五輪のデザインでした。
時刻は朝の7時30分ですが、まだお土産屋さんは開いておらず温泉街は人通りもまばらです。
横落の湯から歩くこと数分で「大湯」に到着です。 風格のある佇まいです。
ここでも賽銭箱に寸志を入れて中に入ります。 ところで寸志っていくら入れれいいの?? と疑問に思う方もいるかと思いますが「気持ち」を入れればいいわけですね… いくらいれたかはひ・み・つ… もちろんただで入ったりはしてません!!
泉質は単純硫黄泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。 ph8.46
先ほどの横落の湯に比べると硫酸イオンが284.5mgと少なく成分総計0.771g/kgとなりますが溶存ガス成分の遊離硫化水素が1.5mgあるため単純硫黄泉となります。 こちらは硫黄型ではなく硫化水素型の硫黄泉ですね!メタケイ酸は98.5mgでした。
お湯は無色透明で硫黄の香りがしますが横落の湯と比べると成分が少ない分よりマイルドな印象です。 浴槽には湯の花も浮かんでいていいお湯でした。 人気の大湯だけに数名の方が入浴されていたので浴場の画像はなしです。 浴場はあつ湯とぬる湯に二つの浴槽があるのですが、あつ湯に入っている方が水を大量に投入していたためあつ湯の方がぬるくなってしまうという現象が起こっていました。 管理人が入った時はあつゆが43℃位でぬる湯が44℃位はあったでしょうか… 横落の湯と同じようにここも熱いお湯でした。 熱いお風呂が苦手な方は少しキツイかも…
大湯の向かいには足湯もありました。
大湯を出たあとは麻釜(おがま)へ向かいます!
続きは次回へ…