今回は日進舘の温泉についてアップします。 宿泊料金相応でしたがお風呂はやはり万座! 極上の硫黄泉が管理人を待っていました!
温泉分析書
泉質は酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉で泉温62.9℃ phは記載なしですが酸性低張性高温泉ということです。 草津と比べるとピリピリ感は少ないですが塩素系薬剤の使用なしということでphは低いものと思われます。 すぐ近くの聚楽のお湯は日本一高濃度の硫黄泉で有名ですが、聚楽とは源泉が違うため遊離硫化水素45.8mgと聚楽と比較すると薄めです。 (薄いといっても他の温泉と比べるとものすごく濃い硫黄泉で聚楽の遊離硫化水素258mgが濃すぎるだけかも…)
硫黄以外の成分の中ではメタケイ酸が160.4mgと高いのが特徴。 それ以外は硫酸イオンが615mgと多めです。 硫黄の濃さなら聚楽! マイルドで入りやすいお湯は日進舘といった印象でした。 硫黄たっぷりメタケイ酸たっぷりで肌には良さそうなお湯です!
万天の湯
日進舘には3カ所大浴場と1カ所の有料貸切浴場があります。 今回は貸切浴場は利用しませんでした。 まずは新館 湯房6Fにある万天の湯です。 こちらは日帰り入浴では利用することはできず宿泊者限定の浴室となります。
万天の湯は浴槽が一つのみ白濁した硫黄泉が注がれていました! 硫黄の香りと白濁したお湯が温泉らしさを醸し出しています。
極楽湯
続いては正面玄関を出て100m程離れたところにある露天風呂の極楽湯です。
この建物が脱衣所になっていてこの建物を抜けると浴槽があります。
極楽湯はチェックイン直後、夕食後、夜中と3回入りました。
湯口から温泉が注がれています。 源泉温度が高いので分析書にもある通り加水されています。
夜中、午前2時頃極楽湯に行きましたが天気は快晴で極楽湯からは満天の星空を見ることができました。 考えることはみな同じなようで星空を見ながら入浴しに来ている宿泊客がけっこういました。
長寿の湯
宿の正面玄関を入ってすぐのところにある日進舘で一番大きな浴場が長寿の湯です。
混浴ではなく男女別浴です。
宿の説明によると姥湯は源泉100%とのこと。
真湯は温泉ではなく湧き水を沸かしたもの。 滝湯はご覧の通りの打たせ湯になっています。
長寿の湯には露天風呂が2種類ありささ湯の方にはクマザサが入っていました。
長寿の湯の浴槽は木で造られていてどれも趣きがあり良い雰囲気です。
その他貸切風呂、円満の湯があります。
温泉の質は非常に高く食事が少し位微妙でもこの極上の温泉がすべてを埋めてくれたので満足でした。
万座温泉は硫黄成分が強いので洋服は硫黄の香りが移ってもよいものを着て行った方がよいです。 管理人の洋服もしばらく硫黄の香りが残っていました。 それも硫黄泉好きには堪らないですが…
翌朝、チェックアウト後は同じ道を戻っても面白くないの渋峠を通りました。
天気は快晴で残雪残る志賀高原をドライブするのは爽快でした。 その後は飯山~十日町経由で道の駅巡りをしながら栃木へ戻りました。