先日、道北に郵便局巡りに行った際にトロッコ王国美深でトロッコに乗ってきました! 実を言うと管理人はこのトロッコの存在を現地を訪問するまで知らず、美深町で唯一の未訪の郵便局である仁宇布簡易郵便局を訪問する際にたまたま発見し乗ってきたという次第です。 美深市街から仁宇布簡易郵便局へと車を走らせていると道路沿いにあるトロッコ王国の看板に目が留まりました。 ひとまず仁宇布簡易局でトロッコのことを聞くと旧国鉄美幸線の廃線跡を利用してトロッコの体験乗車ができる施設とのことでなんと平日も営業しているとのこと。 そんなわけでひとまず仁宇布駅跡のトロッコ王国美深に行ってみることにしました。 トロッコ王国美深に到着したのが15時前で受付に行く15時にトロッコが出発するということで乗車することにしました。一人利用料金1800円を支払い説明を受けます。
一人利用料金1800円を支払い出発案内所の前で説明を受けます。
トロッコというよりはレールバイクと思いきやペダル等はありません。
車両の後部を見るとエンジンが付いており自走できる構造になっています。
4人乗りで右前の席が運転台になっています。 ただし運転方法は鉄道のようにマスコンとブレーキではなく車と同じアクセルとブレーキで足でペダルを踏んで操作します。
それでは出発!!
エンジンの振動が直に伝わってくるのとレールのつなぎ目を乗り越えるときのクッションがないので乗り心地は良くないですが、体感的には20キロ~30キロ位はスピードが出るので走っていて爽快です。
途中には踏切がありますが、トロッコではなく車が優先なので一時停止する必要があります。 ちなみに踏切とはいうものの畑に行くための畦道といった感じでほとんど通行はなさそうです。
そうかと言って車とぶつかっては一大事ですのできちんと止まります。
橋梁も事前の案内で徐行して下さいとのことなので少し速度を落とします。
折り返し地点のカーブは超急カーブになっています。 人の歩く程度の速度を保って走行してくださいとのことなので言う通り走行します。 早すぎると脱線する危険があり遅すぎるとカーブの途中で停止してしまうそうです。
鉄橋にはこのような徐行標識がありますので徐行しましょう! とは言ってもアクセル全開でも行けそうですが脱線しそうで怖い…
往復40分程で仁宇布へ戻ってきました。
トロッコの向きをかえるためのターンテーブルです。
美深の山奥で施設の維持をするのは大変かと思いますが現地を訪問した際はぜひ立ち寄ってみてください。 鉄道を運転した気分になれるとともに国鉄美幸線の現役時代を感じることができますよ