2021高知紀行 その5 サンリバー大歩危宿泊記

サンリバー大歩危宿泊記

西峯簡易郵便局を訪問した後は前回の記事に書いた通り林道を迂回しサンリバー大歩危に向かいます。 タイトルは高知紀行ですが、今晩の宿のみ県境を越え徳島県三好市となります。 今回この宿に泊まる目的は鉄道ルームなる鉄道ファン向けの特別室があるからに他ありません。 全くもって普通の部屋ではないらしいので期待を膨らませてチェックイン!!

エントランス

施設編

チェックインした後、館内の説明を受け部屋に向かいます。

お土産コーナー

フロントの横にかお土産コーナーがあります。

14系シート

ゲームコーナーの近くにの通路には14系の簡易リクライニングシートがおいてありました。

アメニティコーナー

エレベーターホールにはアメニティコーナーがあり必要な分だけここから取り使用するシステムになっています。

450号室屋島

部屋に到着。 今回はこの宿に1室のみ存在する鉄道ルーム450号室屋島、またの名をムーンライトおおぼけに到着。 ドアにA寝台の表記やらサボがかけられており怪しい雰囲気を醸し出しております。

室内

ドアを開けるとそこは… ワンダーランド! 8畳の和室にはNゲージレイアウトがおかれ壁には鉄道写真やらヘッドマークが飾られ、床の間の部分は本棚になっており鉄道雑誌各種や古い時刻表などが並んでおります。 縁側の椅子は14系座席車のものでテーブルには土讃線の2分目ダイヤグラムまで…

旅館って落ち着く場所なのに全く落ち着ける要素のかけらもない宿ではなく部屋です!!笑

本棚

早速、1980年発行の国鉄時刻表に目が留まり見てみますが… 北海道の鉄道網が今と全然違う… 東北本線の上野口は特急、急行のオンパレードで普通列車がその合間を縫って走っている等、読みだしたらきりがありません。

クローゼット

クローゼットを開けるとなんとその中まで鉄道関係のポスターで埋め尽くされていました。

Nゲージジオラマ

車両を持ってくればよかった…

お茶請け

お茶受けは梅干しでした。 鉄道ファンなら梅干しよりもその下のダイヤグラムの方が気にってしまうところでしょう…

浴衣類

通常のタオルの他にこの部屋の宿泊記念として別のタオルも用意されていました。

トイレ

トイレにも水洗レバーのところに大歩危、小歩危と書いてあり遊び心満点です。

部屋からの眺め

こちらは翌朝、明るくなってから撮影した部屋からの眺めですが。鉄橋はよく見えるもの鉄道写真の観点からは手前の電線と線路がちょうど重なってしまい残念すぎる結果に… 電線がかわせる部屋はなかったのでしょうか…

宿泊記念証

鉄道ルームに宿泊すると記念きっぷ風の記念証がもらえます。

部屋の様子はこれくらいにして一風呂浴びて夕食に向かいます。

温泉編

温泉宿につくとまず最初にすることは部屋に荷物をおいたら温泉に直行という流れなのですが、この部屋で時刻表を読み入ったおかげで夕食タイムが迫ってきています。 ひとまず急いで大浴場に行って軽く一風呂浴びます。

温泉分析書

分析書を見ると成分的には目立ったものは入っておらずpH9.6と強めのアルカリ性単純温泉のようです。 ナトリウムと炭酸水素が若干入っており、カルシウムが少ないようなのでpH9.6ということを加味すると浴感は結構なヌルヌル系と予想。 ちなみに泉温は21.3℃と低いので加水はしていないものの加温はありでかけ流しではなく循環ろ過式のようです。

こちらの宿では日帰り入浴も行っているため他の入浴者もいたことから浴室の画像はなしです。

実際に入浴してみると予想通りの強めのヌルヌル感で成分こそ薄いものの温泉に入っているという実感は得られます。 成分が薄い=湯あたりしにくいというわけで良い意味で入りやすい温泉といった感じです。 ヌルヌル系のお湯は好みなので温泉は満足ですが、入浴中も部屋の鉄道グッズが気になり落ち着きません…笑 時計を見ると夕食タイムの10分前ということで急いで湯舟から上がり着替えをして食事会場へ!

夕食編

渓谷

夕食、朝食共にこちらの「渓谷」という食事処での会場食となります。

せせらぎ会席御膳

テーブルに案内されると前菜等が既にセットされていました。

食前酒・前菜

食前酒は山城産山桃酒 前菜は季節盛合せ

御造

御造は祖谷蒟蒻と季節の刺身

レモンの後ろにあるのが祖谷蒟蒻で季節の刺身とは言ってもマグロにイカ、サーモン、甘えびと至って普通の刺身が並びます。 レモンに加えかぼすが添えられているのが徳島らしいところです。 刺身自体は山の宿なので普通でした。

地酒 飲み比べセット

今回、飲み物として地酒の飲み比べセットを頼んでみました。

焼物

鮎塩焼が出てきました。 こちらもかぼすが添えられており美味。

煮物

地元野菜の焚き合わせ。 特に料理に関しての説明はスタッフからありませんでしたが、献立表を見る限り地元産の素材を使用しているのでしょうか??

替鉢

牡丹鍋 四国なので熊よりイノシシがたくさんいるはず…

進肴

提供された料理を楽しんでいると進肴として祖谷地方の郷土料理のでこまわしが出てきました。

じゃがいも・そば団子・蒟蒻・厚揚げの順に串に刺さっています。 お酒の共にはぴったり!

蒸物

蒸物は会席料理ではスタンダードな茶碗蒸しでした。

御飯

御飯は季節の釜飯ということで山菜釜飯でした。

すだちスカッシュ

先ほどの進肴のでこまわしを食べながら日本酒をすべて飲み終えてしまったのでソフトドリンクとしてすだちスカッシュを追加でオーダーしました。

汁物

汁物は味噌汁ではなく祖谷蕎麦。 うどんのように太い麺が特徴。

香物

量は少な目… 味も至って普通…

水物

水物は季節の甘味。 メロンってこの季節だっけ…

献立表を見ると季節の〇〇で誤魔化しているような… まぁいいか…

夕食を食べながらも部屋の鉄道グッズが気になって仕方ない管理人でした! 笑

この後の流れは入浴→就寝という形になるのが通常ですが… 入浴が鉄道雑誌の読書になり気づいたら時刻表を枕に寝てしまいました… 笑

朝食編

朝食

朝食はバイキングでした。 品数、味ともにまぁまぁの品揃え。 バイキングの目玉になるような特徴的な食べ物は無く焼き魚やウィンナースクランブルエッグ等定番のものがズラリ!

カレー・焼売

カレーがありました。

この後はチェックアウトし高知市内へ戻ります。

今回は一休.comではなくヤフートラベルから予約していますが、一休.comに掲載されている宿に較べて一ランク落ちるように感じました。 逆に言うと一休.comに掲載されている宿はかなり厳選された良質の宿なんだと実感した宿泊でした。

次回に続く…

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